フェアレディZ、600万円投入の“本気カスタム”に熱視線 念願納車の女性は「ビビりました」
大人気車・日産フェアレディZが駐車場を埋め尽くし、オーナーたちの熱気があふれた。東京・江東区の「A PIT オートバックス東雲」で19日、早朝カーミーティングが開催。現行モデルを中心に、約70台が集まった。

「Zは直線が本当に速いんです」
大人気車・日産フェアレディZが駐車場を埋め尽くし、オーナーたちの熱気があふれた。東京・江東区の「A PIT オートバックス東雲」で19日、早朝カーミーティングが開催。現行モデルを中心に、約70台が集まった。
トップアイドル時代にバイクでアメリカ横断、ベンツ、ロードスター…多彩な愛車遍歴(JAF Mate Onlineへ)
平面駐車場は早くから“満車状態”に。カラーリングも個性豊かなZがズラリと並ぶ壮観な光景が広がった。
最新鋭のRZ34 NISMOは、個人所有ながらデモカーとして貸し出したことがあるという自慢の1台。ヘッドライト、テールランプを徹底カスタム。「内装もこだわっていて、天井もすべてアルカンターラに張り替えました」と男性オーナー。カスタム費用は「500~600万円ぐらいですかね」と明かした。
スピーカーも一級品を搭載しており、何人もの愛好家が熱心に見入っていた。外国人観光客も興味深そうに見学していた。今年の「Japan Mobility Show 2025」にも“出場”、11月6日のイベントで展示予定だという。

国産スポーツカーを乗りこなす女性オーナーの姿も。もともとはオートマ限定のペーパードライバーだったが、『頭文字D』と『MFゴースト』に出会って、すっかりスポーツカー好きになった女性は、SNSで「貞子」としてちょっとした有名な存在だ。
『MFゴースト』主人公・片桐夏向の“カナタ仕様”に仕上げた後期型トヨタ86(ZN6)から、新型のフェアレディZ RZ34に乗り換え。「納車まで7か月間待って、今年8月から乗り始めました!」。話題のカラーリング・ミッドナイトパープルがクールに輝く。
乗り心地は抜群。「ツインターボ400馬力で、86の2台分なんです。だからちょっと踏むだけですごい加速力で、ビビりました(笑)。コーナーリングに関しては86のほうが楽しい感じですが、Zは直線が本当に速いんです。どんどん慣れてきて、運転が楽しいですよ」とさわやかな笑顔で語った。
毎月第3日曜に行われている同イベントは、次回も“激アツ”だ。しげの秀一氏の新連載『昴と彗星』に登場している車種をテーマとして予定しているという。
あなたの“気になる”を教えてください