長澤まさみ「私は何て呼ばれても大丈夫」 永瀬正敏は“まさみさん”呼びできず後悔も

俳優の長澤まさみが17日、都内で行われた主演映画『おーい、応為』の初日舞台あいさつに永瀬正敏、King & Princeの高橋海人、大谷亮平、大森立嗣監督と共に登壇した。

舞台あいさつに登壇した長澤まさみ【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに登壇した長澤まさみ【写真:ENCOUNT編集部】

映画『おーい、応為』の舞台あいさつ

 俳優の長澤まさみが17日、都内で行われた主演映画『おーい、応為』の初日舞台あいさつに永瀬正敏、King & Princeの高橋海人、大谷亮平、大森立嗣監督と共に登壇した。

 人間が持つ奥行きを繊細に描くことに定評のある大森監督が、江戸時代を舞台に絵師・葛飾北斎(永瀬)と娘で弟子でもある葛飾応為(長澤)の人生をつむぎ出す今作。主演の長澤が大森監督とタッグを組むのは2020年公開の映画『MOTHER マザー』以来で、長澤にとって初めての時代劇主演作となる。

 公開初日を迎えたこの日、白と黒のモノトーンが際立つ着物姿で登場した長澤は「やっぱり晴れ舞台なので、初日仕様で決めてきました」と解説し、初日を迎えて「こんなにもたくさんの方に足を運んでいただいて、とてもうれしいです。私自身、皆さんと会うことで感じられるので」と笑顔を見せていた。

 永瀬と共に多くの撮影時間を共有した長澤。「(永瀬と)何かを話して決めたわけではなかったんですが、やはり北斎と応為が共通して好きなものとしてあったものが絵を描く事。絵を描く時間が親子の風景を作っていた気がするので、練習の時間が今回は大切だったなと感じていました」と振り返ると、永瀬は「お2人は絵がお上手。僕は先生に迷惑をかけました。ただ波線を描くだけでも難しかったですね(笑)」と長澤と高橋を称賛していた。

 北斎役を演じた永瀬は、大森監督とともに「まさみちゃん、まさみさんって言えるようになりたかったんですが、言えなくてずっと長澤さんでした」と告白。すると長澤は「全然気にしてなかったです」と苦笑いも、「私は何て呼ばれても大丈夫ですよ。『長澤~』とか『まさみ~』と呼ばれがちですが、2人は丁重に扱ってくれている感じでした」と満足げだった。

 長澤は今作の撮影で共演者はもちろん、大森監督から影響を受けたという。「永瀬さんには映画に対しての向き方を現場で感じたし、高橋くんとは日々の変化にとらわれない成長に影響をもらいました。大谷さんには役柄の雰囲気もあって淡々と軽やかに演じている姿に影響を受け、監督の現場も撮影が早い分、影響をもらっています。撮影で自分の力が試されるし、自分と向き合うことも求められるので、監督の作品に出演する際は感じています」と明かしていた。

※高橋海人の「高」の正式表記ははしごだか

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください