亀田興毅氏、総収入30億円は「全部なくなった」 税金・買い物・投資で消えた驚きの内訳

ボクシングの元世界3階級王者・亀田興毅氏(38)が、16日放送のフジテレビ系『あの金どこいった?』に出演。現役時代に稼いだ総額30億円が“一文無し”になったことを明かした。

亀田興毅氏【写真:ENCOUNT編集部】
亀田興毅氏【写真:ENCOUNT編集部】

2015年、財産が尽きた状態で現役引退

 ボクシングの元世界3階級王者・亀田興毅氏(38)が、16日放送のフジテレビ系『あの金どこいった?』に出演。現役時代に稼いだ総額30億円が“一文無し”になったことを明かした。

 2009年11月29日に行われたWBC世界フライ級タイトルマッチ・内藤大助氏との一戦は、視聴率43.1%を記録。社会現象となった“世紀の一戦”で名を轟かせた亀田氏は、当時「ファイトマネーだけで最高1億円」と明かし、現役時代の総収入はおよそ30億円にのぼったという。

 現役時代に稼いだ30億円の行方は「全部なくなった。税金で半分近く減る。買い物もしますよね。(服装は)全身クロムハーツ」と説明。3000万円の車を購入し、「ハマーをめちゃくちゃ改造して、リムジン仕様にした」とも明かした。

 内訳は、税金15億円、買い物6000万円、高級時計6000万円、マンション4000万円、高級車1億円、ジム設立費1億円、生活費やジム運営費などで約4億4000万円。合計で23億円が消え、残る7億円は投資に費やした。

「現役のときに知り合いから紹介された“商品の仕入れ投資”で、初めは3000万円出した」と振り返るも、利益はゼロ。「世界戦をして防衛すれば何千万も入ってくる。それがずっと続くと思っていた。アホやから感覚が麻痺してた。最後までいかなあかんって」と、引くに引けなかった当時の心境を語った。そして2015年、財産が尽きた状態で現役引退。翌月、「子どもの幼稚園代がない」と言われた。

 現在はボクシングジムの経営やボクシングイベントの運営を行い、自らスポンサー集めに奔走するプロモーターとして活動。次男の大毅氏は解説者、三男の和毅氏は現役ボクサー、父の史郎氏はYouTuberやセコンドとしてそれぞれ活躍している。現在の収入については「飯が食えるくらい」と語り、リング外でも戦い続けている。

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