『ふてほど』新春SP、放送決定 江口のりこがゲスト出演…日本初の女性総理誕生めぐる展開に
俳優の阿部サダヲが主演を務めたTBS系連続ドラマ『不適切にもほどがある!』が、2026年1月4日午後9時からスペシャルドラマ『新年早々 不適切にもほどがある! ~真面目な話、しちゃダメですか?~』として2年ぶりに放送されることが14日、発表された。併せて、俳優の江口のりこがゲスト出演することも分かった。

磯山晶P「『代わりはいない』と拝み倒してご出演が叶いました」
俳優の阿部サダヲが主演を務めたTBS系連続ドラマ『不適切にもほどがある!』が、2026年1月4日午後9時からスペシャルドラマ『新年早々 不適切にもほどがある! ~真面目な話、しちゃダメですか?~』として2年ぶりに放送されることが14日、発表された。併せて、俳優の江口のりこがゲスト出演することも分かった。
『不適切にもほどがある!』は、昭和の体育教師・小川市郎(阿部)が1986年から令和の時代へタイムスリップし、“不適切”な発言を連発しながら令和の人々に気づきを与えていく、脚本・宮藤官九郎氏による意識低い系タイムスリップコメディー。妻を亡くした市郎と娘・純子(河合優実)、そして時代を超えて出会う人々との絆を描くヒューマンコメディーでもあり、「家族を大事に」「仕事を大事に」生きる人々の姿をユーモアを交えて表現した作品として描かれた。
連続ドラマの最終回でタイムマシンバスが壊れ昭和に戻った市郎のもとへ、未来から83歳の井上(小野武彦)が現れ、「好きな時代に行きましょう!」と誘う場面で締めくくられた。スペシャルドラマではその後、純子の未来を変えるために再びタイムスリップした市郎が、令和のみならずさらなる未来や過去へと向かい、各時代で人々をかき回していく姿が描かれるという。
今回のスペシャルドラマでは新キャストとして江口の出演が決定。江口が宮藤氏、金子文紀監督、磯山晶プロデューサーのチームに参加するのは、2021年放送のTBS系連続ドラマ『俺の家の話』以来、約5年ぶりとなる。
江口が演じるのは都議会議員・平じゅん子。仲里依紗演じるEBSテレビ社員・渚が報道局に異動となり、平と出会ったことをきっかけに政治の世界へ傾倒していくという。歯に衣着せぬ発言で国民の支持を集め、国政進出の可能性を見せる平。やがて「政治の話嫌い? 真面目な話しちゃダメですか?」という問いが物語の核となり、日本初の女性総理誕生をめぐる騒動が展開される。
レギュラーキャスト陣も引き続き出演し、連続ドラマの名シーンを新たな視点で楽しめる仕掛けも盛り込まれているという。
江口とプロデューサー・磯山氏のコメントは下記の通り。
○江口のりこ
「この度、作品に参加させて頂きました江口のりこです。最初台本を貰って読んだとき大笑いしました。お正月に放送するとのことで、皆様には新年からテレビを観て大笑いして頂きたいです! 絶対に観て下さい。よろしくお願い致します」
○プロデューサー・磯山晶氏
「宮藤さんと『日本初の女性総理』を『不適切にもほどがある!』の続編に登場させよう! と打ち合わせを始めた時から、キャスティングは(私たちの中で)江口のりこさんに決定していました。実際には、本当にお忙しい時期でスケジュール調整が厳しく、何度も諦めかけましたが、『代わりはいないんです!』と拝み倒して、ご出演が叶いました。江口さんは、お芝居が常に的確で品があって素晴らしい俳優さんだと思っています。今回は歌もダンスもあって、ご負担も大きかったと思いますが、金子監督の細かい要求にもサラッと応えてくださり、超絶カッコいい女性政治家として生き生きと存在してくださいました。こんな政治家がいたら、絶対投票しちゃいます。ご期待ください」
