上沼恵美子が珍しく弱気発言→周囲も心配「ええ?」 世間の厳しい指摘に「引退という2つの文字が」
タレントの上沼恵美子が13日、ABCラジオ『上沼恵美子のこころ晴天』(月曜午後12時)に出演。1か月以上前に引退を考えたことを打ち明けた。マネジャーにも思いを伝えたとした。

ABCラジオ『上沼恵美子のこころ晴天』
タレントの上沼恵美子が13日、ABCラジオ『上沼恵美子のこころ晴天』(月曜午後12時)に出演。1か月以上前に引退を考えたことを打ち明けた。マネジャーにも思いを伝えたとした。
4月に70歳を迎えた上沼は、進退について考えることも多いという。この日も「大阪ローカルでこれだけよく活躍できて、事務所もなく個人でやって」と言うと、「『本当によくやったね、えみちゃん』って、もう一人のえみちゃんが出てきて私の頭をなでます。もう一人のえみちゃんは『もうやめたらどない? ええ加減に』って出て来る。そないして、ずっと腹話術やってんねん、家で。えみちゃん3人で会議してんねん、毎日。今日このごろ。『もうええんちゃう?』って」と明かした。
上沼は「私、自分に厳しいねん」と明言すると、隔週レギュラーのシャンプーハット・てつじに「あなた、甘いやん。自分に」と指摘。てつじが「あまり甘くはないですけど、評価は高いです」と返すと、上沼は「私ね、人にも厳しいねん。だからあかんねん。『自分に厳しくて、人には寛容になれ』って言うけど、それができへん。人間できてないから」と発言。てつじから「自分に厳しい人は、人にも厳しいんじゃないですか?」とフォローされたが、上沼は「それあかんねんて。一番あかんねんて。それなら、『自分に厳しいのをやめ』って言うの」と基本姿勢にダメ出しされたようだった。
てつじから「上沼さんとか『もっと自分で評価したらいいのにな』って思うとこ多々あります」と言われたが、上沼は「全くダメ。自信喪失」と珍しく弱気発言。てつじ、ABC・北村真平アナウンサーが「ええ?」と驚く中、上沼は「これはもう言わへんかってん。本当に1か月ぐらい前、つらかったんで。元気なかったと思いますよ。ラジオも。自信喪失っていうの久しぶりに来たわ。もちろん、原因あるんですよ。何となく気分的にじゃなく、ちゃんと原因突きつけられて、キィ~ンって」と振り返った。
上沼は「サラリーマンの人は定年で会社が線を引いてくれてやめさしてくれるけど、タレントは自分で線引いて、引退を考える。『だから、いいよね。いつまでもタレントはできて』って言うけど、この間は『引退』という2つの文字が(浮かんだ)」と告白。「ちょっとバッシング受けてね。『もう、あんなおばはん、やめとけ』みたいなんが、やっぱあるわけ。慣れてんねんけど、『ああ、あんなん言うてるわ。言わしとけ』って思うけど、あかんときもあんねん。自分に思い当たるから。『あかんかったな、申し訳なかったな』と思うところへ、そういうコメントを見てしまったら、『ああ。なるほど。こうやってタレントは引退という線を引いていただくんやな』って。1か月以上前かな」と説明した。
近年、二人三脚で歩むマネジャーには思いが伝わっていたとし「反対せえへんかった」と回想。「『もうやめようと思うんだけど』『やめたらいいと思います』」とやりとりを披露。てつじ、北村アナから「早い」とつっこみが入り、上沼も「ちょっと早かったね」と肯定。現在は前向きになっている様子だった。
