明石家さんま、“駆け落ち”上京後にパチプロ生活 スカウトされた喫茶店勤務「お客さん増えた」
お笑い芸人の明石家さんまが12日、BSテレ東『飯尾和樹のずん喫茶ゴールデンSP』(午後7時)に出演。東京で過ごした若手時代を振り返った。

BSテレ東『飯尾和樹のずん喫茶ゴールデンSP』で思い出回想
お笑い芸人の明石家さんまが12日、BSテレ東『飯尾和樹のずん喫茶ゴールデンSP』(午後7時)に出演。東京で過ごした若手時代を振り返った。
さんまは高校3年生の時に吉本興業所属の落語家・笑福亭松之助さんに弟子入り。高校卒業後は正式に入門するも、当時交際していた彼女と東京・小岩に駆け落ちした。
この頃、さんまは「パチプロで何か月か暮らした」後、喫茶店に勤務。「偶然、うちの店(喫茶店)に勤めてた人がパチプロになってはったのよ。それでパチンコ屋で会って『勝ちたいか?』って言うから、もちろん勝ちたいって。んなら『喫茶店来い』って(言われた)」と説明した。
さんまは「あの時はくぎの時代やから。くぎを全部教えてくれて」と手打ちパチンコでできた小指の“タコ”を見せながら回想。MCのずん・飯尾和樹が「そこでモーニング食べてた(喫茶店の)マスターにスカウトされたんですよね?」と振ると、「そうそう。それでいろいろ知り合いになって。『お前、何やってるんか?』って。パチンコで暮らしてるって言うたら『それはダメだ』って、マスターが。『うちに勤めなさい』と。『みんなには内緒やけど、これこれの値段渡すから』って」と感謝した。
続けて、飯尾が「そこ(勤めていた喫茶店)もはやらせたんですよね?」と聞いた際には、「はやらせたというか、そこは(夜)12時までやってんな、店が。12時に蛍の光が流れて閉店迎えんねんけど、そこでまぁおもしろコメント言いながら『今日はこれでおしまいです』みたいなことを言うたら、それを客は待って12時までいてはる」と返答。「ほいで、お客さん増えたんで、また100円時給上がって。お世話になって……」と語ると、「そのマスターもテレビに出ていただいたことあるけども、そこから(マスターは)松戸に行って『DIME』っていうレストランみたいなのをやって。そのこけら落とし、漫談しに行きました」と明かし、飯尾を「かっこいい! ちゃんと恩返し」とうならせる場面もあった。
