中村雅俊、人気絶頂期の結婚でFC会員が1万人→1800人に激減 新聞の見出しには「裏切り者」

芸歴51年の俳優の中村雅俊が11日、関西テレビ『おかべろ』(土曜午後2時28分)に出演した。慶応大を卒業した直後の1974年4月にドラマ『われら青春』で主演デビューし、挿入歌のデビュー曲『ふれあい』が126万枚の大ヒット。いきなりスター街道を歩んだ中村が、77年に当時26歳で妻・五十嵐淳子とゴールインしたが、人気者は結婚はタブーとされていた時代だったと明かした。

中村雅俊【写真:荒川祐史】
中村雅俊【写真:荒川祐史】

「まだね、そのスポーツ新聞持ってますよ」と明かす

 芸歴51年の俳優の中村雅俊が11日、関西テレビ『おかべろ』(土曜午後2時28分)に出演した。慶応大を卒業した直後の1974年4月にドラマ『われら青春』で主演デビューし、挿入歌のデビュー曲『ふれあい』が126万枚の大ヒット。いきなりスター街道を歩んだ中村が、77年に当時26歳で妻・五十嵐淳子とゴールインしたが、人気者は結婚はタブーとされていた時代だったと明かした。

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 24歳だった75年に文学座の1期先輩の松田優作さんと主演したドラマ『俺たちの勲章』に、五十嵐がゲスト出演したことがきっかけになった。当時は硬派を気取って突っ張っていたとし、松田さんとともに女優のあいさつにも「ハイハイ」と素っ気なく対応。姿が見えなくなると「かわいいよな」などと言い合っていたという。笑いが起きる中、「そのときに(妻が)ゲストで来て、それが縁で」と打ち明けた。五十嵐の出演は1回だけだったといい「すごくいい出会いをさせてもらって」と口にした。

 NON STYLE・石田明が「でも、(人気)絶頂じゃないですか。ファンがすごくギャ~(って)なってるときの結婚って結構、リスク高いですよね」と言うと、中村は「すんごい反対されましたよ」と即答し「いまは結婚って言うと祝福じゃないですか。当時は絶対、結婚はダメなんですよね。結婚すると人気が落ちる。イコール仕事がなくなるみたいな、そういうのがあって。ファンクラブも(会員が)8割以上減ったんですよ」と告白した。

 ナインティナイン・岡村隆史は「ええ? ホンマに如実にダーンと減るんですか」と仰天する中、中村は「そうなんだと思って。現実を受け止めましたけど」と発言。石田は「8割減るはほぼ壊滅ですよね」と表現した。1万人から1800人に減少したという。

 石田は「『裏切り者!』って言って去って行った8000人ぐらいがいるわけですね」と言うと、中村は「オレ、まだね、その(当時の)スポーツ新聞持ってますよ。(見出しは)『裏切り者 雅俊』っていうね」と打ち明けつつ「でも、いい思い出ですけどね」と懐かしそうに話した。

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