【フェイクマミー】初回から「号泣」「考えさせられる」の声、正反対の女性2人が“禁断のなりすまし契約”へ
俳優の波瑠と川栄李奈がダブル主演を務めるTBS系金曜ドラマ『フェイクマミー』(金曜午後10時)が、10日にスタートした。

崖っぷちエリートと元ヤン社長が娘の夢をかなえるためにタッグを組む
俳優の波瑠と川栄李奈がダブル主演を務めるTBS系金曜ドラマ『フェイクマミー』(金曜午後10時)が、10日にスタートした。
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(以下、ドラマの内容に関する記載があります)
同作は、正反対の人生を歩んできた2人の女性が、子どもの未来のために“母親なりすまし”という禁断の契約を結ぶことから始めるウソとトラブルだらけのファミリークライム・エンターテインメント。波瑠が演じるのは、東京大学を卒業して大手企業に就職し順風満帆なエリート街道を歩んでいたものの、訳あって突発的に会社を辞めてしまった花村薫(はなむら・かおる)。申し分ない学歴と職歴がありながら、転職活動に苦戦している。川栄が演じるのは、ベンチャー企業『RAINBOWLAB』の社長・日高茉海恵(ひだか・まみえ)。高校中退した元ヤンキーで抜群のコミュ力を持ち、自らが広告塔となった自社商品が大バズリしている。また非公表の娘・いろは(池村碧彩)を育てるシングルマザーでもある。
第1話では、薫と茉海恵、いろはの出会いが描かれた。輝かしい経歴を持つ薫は、転職活動で苦戦を強いられる日々を送っていた。そんなある日、不採用になったはずの企業『RAINBOWLAB』の社長・茉海恵が薫の目の前に現れる。茉海恵は非公表の娘・いろはを名門私立・柳和学園小学校に入れるため、薫に小学校受験の家庭教師になってほしいと依頼する。当初は断っていた薫だが、高額な報酬を提示され請け負うことに。
いろははヤンキー出身の茉海恵に似て口が悪く、態度も生意気。これまでに多くの家庭教師が高待遇でも辞めていった裏事情が明らかになった。しかしひょんなことから、薫といろはは数学の話で意気投合。薫はいろはが天才であることを見抜く。またいろはは“推し”の女性宇宙飛行士に憧れ、彼女の母校である柳和学園を自らの意思で目指していた。
そんな中茉海恵は、規律と伝統を重んじ保護者の協力要請もハードルが高い柳和学園の校風を知り、社長業との両立が困難であることを悟る。そして自分の代わりに“いろはのママ”として、薫に親子面接を受けてほしいと相談した。しかし薫は「ニセのお母さんなんて、私絶対にできません!」と拒否するのだった。
薫には、大手企業を突発的に辞めた理由があった。企業内の多様性の推進に尽力し、社内で表彰されるほど優秀だった薫は、独身で子どもがいない自分ではなく育児中で時短勤務中のママ社員が昇進したことにショックを受ける。自ら多様性を推進していた薫は、「誰かを押し上げるために、別の誰かを犠牲にするような多様性を、私は受け入れることができなかった」と複雑な思いを抱えていた。
ある日、ヤンキー言葉で後続の車を威嚇する茉海恵の動画が拡散されてしまう。横断歩道を渡る小学生たちを停車待ちしていた茉海恵に、後続車がクラクションを鳴らしてあおったため注意しただけだったが、動画は前後が切り取られ茉海恵の印象は最悪に。コメント欄も炎上していた。上場を控えていた茉海恵は、この一件をきっかけに受験を諦める。
受験できなくなったことを知ったいろはは涙を流して落胆する。激務の中でも料理を作り置きし、母業と社長業を両立しようとしていた茉海恵だったが、自身が母親では受験は厳しいと感じ、涙ながらにいろはに謝るのだった。そんな姿を見た薫は、「ダメです。いろはさんのお受験も、茉海恵さんのお仕事も両立させないとダメなんです。私が面接に行きます!」と宣言する。驚く茉海恵といろはに「いろはさんの夢が、目の前で消えるのを見たくないです」と語り、「茉海恵さんのママ業の一部を、私にやらせてください」と自ら“フェイクマミー”になることを申し出だ。
第1話にSNS上では「1話からめっちゃ感動」「思いがけず泣いた」「普通に号泣してます」と、“フェイクマミー”の誕生に感動する声が。また「多様性の社会、良いことも悪いこともあるよね」「女性としていろいろ考えさせられる」「(薫も茉海恵も)2人とも頑張ってるのに女性が苦労する社会って(涙)」と、多様性について考えるコメントも寄せられている。
