ダンサーで俳優の関口メンディーが、17日からスタートするテレビ東京系連続ドラマ『コーチ』（金曜午後9時）の記者会見で主演の唐沢寿明について語った。

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　関口は、周囲よりも体が大きく、それゆえ尾行に失敗して自信を失いかけている目黒北署刑事・西条猛樹（さいじょう・たけき）を演じる。唐沢は「それにしても目立ちまくる。絶対バレる」と笑った。

　関口は唐沢について「ユーモアがすごいある方。昔から見ていて『こんなユーモアがある人になりたい』とずっと思っている」とベタぼめ。「現場で結構、健康の話をする。唐沢さんもよくトレーニングとかされているので、本当に、トレーニーの方と話しているような会話ができる」と明かし、「最近オートミール食べ始めているんですけど、オートミールの話もできる。話していて、（お笑い芸人の）なかやまきんに君さんより知識があるのでは」と舌を巻いた。

　また、夜遅くに唐沢との共演シーンを終えた際のことを振り返って、「皆同じタイミングで終わって『お疲れ様でした』と言いながらマイクを取っていたら、マイクを取り終わった頃には、唐沢さんはもう車で出られていた。その早さがすごい。早く帰るのは、結果を出す人にしか許されない特権」とうなった。

　同会見には、倉科カナ、犬飼貴丈、阿久津仁愛、木村多江も出席した。

　ドラマ9枠で展開される同作は、堂場瞬一の同名小説を原作とした異色の警察エンターテインメント。警視庁人事二課所属の一見“さえないおじさん”向井光太郎（むかい・こうたろう／唐沢）が、捜査に失敗し、行き詰まり、逃げ出したくなっている若手刑事たちを“コーチ”。魔法のように彼らの潜在能力を引き出し、刑事としてだけではなく、人間としても成長させていく姿を描く。