美川憲一、イベント出演辞退が続く クリスマスコンサートもキャンセル「もう少しお待ちください」
歌手の美川憲一(79)が10日、自身のインスタグラムを更新。歌謡祭の出演辞退、クリスマスコンサートの中止を発表した。

ペースメーカーの取り付け手術を受けていた
歌手の美川憲一(79)が10日、自身のインスタグラムを更新。歌謡祭の出演辞退、クリスマスコンサートの中止を発表した。
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美川は9月13日、「洞不全症候群」(どうふぜんしょうこうぐん)で入院していることを公表。ペースメーカーの取り付け手術を受け、無事に終えたと伝えていた。
その後、9月24日には「ペースメーカーの癒着に時間がかかる」との診断を受け、同月28日の『秦野たばこ祭』、29日の『令和・歌の祭典2025 ~作詞家星野哲郎生誕100年記念~』への出演を見送ることを明かしていた。
この日、美川は手を合わせた写真とともに次のように報告した。
「皆様へ ご心配をお掛けしております。良いご報告をしたかったのですが、12月6日(土)『美川憲一クリスマスコンサート2025』の開催をキャンセルさせて頂きます。10月17日(金)『日本歌手協会第52回歌謡祭』への出演もキャンセルさせて頂きます 少しでも早く 皆様とお会いできるよう 日々努力しております。もう少しお待ち下さい」
公式サイトでも術後の経過について説明。「術後の経過は順調ですが、ペースメーカーが安定して固着するまでにもうしばらく時間がかかること、また入院による体力、筋力の低下も見られたので、念の為に大事をとらせていただきました。本人はいたって元気ですので、どうぞご安心ください。公演を心待ちにしてくださっていたファンの皆様、関係者の皆様には、多大なご迷惑をおかけいたしますこと深くお詫び申し上げます」としている。
「美川憲一 XMAS CONCERT 2025」はチケット代金の払い戻し対応を行う。代わりとなる公演は内容を変更した形で、来年9月頃の開催を目指して調整中だという。
なお、11月16日のフジグラン安芸特設ステージ「フジグラン安芸名店会 歌謡ショー」、12月14日の名鉄トヨタホテル「美川憲一&コロッケ Christmas Dinner Show」、12月16日の長崎スタジアムシティ HAPPINESS ARENA「ザ・ゴールデンステージ」については、予定通り実施する方向で準備を進めているという。
「洞不全症候群」とは、心臓の電気信号発生源である洞結節の機能低下により、脈が遅くなる(徐脈)、または止まる(洞停止)徐脈性不整脈の一種。めまい、失神、動悸などの症状を引き起こし、重症化すると心不全や突然死につながることもあるとされている。最も多い原因は加齢で、「ペースメーカー取り付け」が主な治療法になっている。
