小栗旬、事務所社長で意識変化 所属タレントが「休みを取れているかは気にするように」
俳優の小栗旬が10日、都内で行われたポッドキャスト番組『B-side Talk ~心の健康ケアしてる?』公開収録に、心療内科医・公認心理士の鈴木裕介氏と共に出席した。

自身は兼業で「休めなくなっている部分はありますね」と苦笑い
俳優の小栗旬が10日、都内で行われたポッドキャスト番組『B-side Talk ~心の健康ケアしてる?』公開収録に、心療内科医・公認心理士の鈴木裕介氏と共に出席した。
BMW、ベンツにプジョー…人気女優の“多国籍”な歴代愛車(JAF Mate Onlineへ)
世界メンタルヘルスデーに行われたイベント。「#じょうずにやすもう」をテーマに行われたトークショーに参加した小栗は「いまは上手に休みを取れていないかもしれませんが、程よくバランスを取りながらできていると思います」と現況を報告する。
俳優という側面として小栗は「アウトプットすることが多い仕事なので、インプットできない時間が続くと『そろそろ休め』と言われているサインかなと思うので、自分から『休ませてください』といいます」と語ると、「作品中は難しいですが、作品と作品の合間には、休みをしっかりとっています」としっかりインプットする時間をとっているという。
10代から活動し、30年近く俳優業に携わっている小栗。現場での休暇に対する考え方について「10代はなかなか休みたいと言えず、無理して働いていたような感じはありましたが、最近は休みたいということを言えない環境ではなくなってきました。特にコロナ禍以降は、体調が悪いときは休むべきという雰囲気になっていますよね」と変化を語る。
司会者から「休むことでライバルたちに負けちゃうみたいに思うことは?」と聞かれた小栗は「俳優をしている人はそれぞれ考え方が違うと思いますが、僕は休んで戻ってくる場所がなくなったら、それは需要がないから仕方ないと思うかな」と持論を展開する。
小栗といえば、2023年に所属するトライストーン・エンタテイメントの代表取締役社長に就任したが「所属している人間が上手く休みを取れているかは気にするようになりました」と意識していることを明かすと、「でも自分自身が俳優をやっていない時間は、ほかの業務があるので単純に休めなくなっている部分はありますね」と苦笑い。
また小栗は「自分が元気である限り、休みたくないという人がいるので、そのときはなるべくその人の体調的な部分で変化がないのか、しっかりキャッチできるようにしたいなと心がけています」と、より所属している人たちへのケアを大切にしていることを語っていた。
『B-side』は、エンターテインメントの価値の源泉であるクリエイターとそのスタッフを心と体の両面でサポートするプロジェクト。アーティスト・クリエイター、その活動を支えるスタッフが、心と体に不調を感じたときに気軽に利用できる専門家のサポートを提供したいという発想から始まった。
