【マリーゴールド】岩谷麻優「WWEのスーパースターから3カウントを」 10.26イヨ・スカイ戦へ意気込み

10月26日に東京・両国国技館にて『MARIGOLD GRAND DESTINY 2025』を開催するマリーゴールドが9日、都内で記者会見を実施。WWEのスーパースター、イヨ・スカイが1年3か月ぶりに日本のリングに上がり、岩谷麻優と7年半ぶりに対決することも話題になっている本大会だが、全カードが発表された。

ガントレットマッチが緒戦となる越野SYOKO.(右から3人目)【写真:橋場了吾】
ガントレットマッチが緒戦となる越野SYOKO.(右から3人目)【写真:橋場了吾】

涙の田中きずな「“二世”にスポットがあたることに恐怖心も」

 10月26日に東京・両国国技館にて『MARIGOLD GRAND DESTINY 2025』を開催するマリーゴールドが9日、都内で記者会見を実施。WWEのスーパースター、イヨ・スカイが1年3か月ぶりに日本のリングに上がり、岩谷麻優と7年半ぶりに対決することも話題になっている本大会だが、全カードが発表された。

 まずマリーゴールド入団選手として、越野SYOKO.が紹介された。「歌手として日本中で歌ってきたが、プロレスと出会ってこれだと思った」と語り、ロッシー小川代表と握手。続いて10.13後楽園大会で開催される、スーパーフライ級タイトルマッチの調印式へ。王者・岩谷麻優と挑戦者・山岡聖怜が登場。山岡は「DREAM*STARに続いて2連勝して王者になる」と語り、岩谷は「3回目の防衛戦。両国国技館でベルトを持って入場したいと言っていたけど、私も防衛して両国大会でも勝ちたい」と譲らず。

 そして10.26両国国技館大会の全対戦カードが発表された。第1試合は田中きずな(セコンド・府川唯未)vs心希(セコンド・大向美智子)という二世レスラー同士のシングルマッチ。「母同志はかつてのタッグパートナー。“二世”にスポットがあたることに恐怖心もある。本当は両親の名前を背負う覚悟がなくて、目を背けてきたのではと……。母の『もっともっとプロレスがしたかった』という言葉を聞いて、やり残したことは全部自分がやると言ったんですが、今の私を見て母はどう思っているのか」と涙ながらに語った。

 第2試合は6組が参加する、オーバーザトップロープを採用したガントレットタッグマッチ。石川奈青&ハミングバード組、ちゃんよた&山中絵里奈組、勇気みなみ&橘渚組、南小桃&山﨑裕花組、越野SYOKO.&当日発表選手組、野崎渚&瀬戸レア組がガントレット式で登場し、最終的に勝ち残ったチームが勝者となる。それぞれのコメントは以下の通り。

野崎「このメンバー、余裕でしょ」
レア「私に任せてください」
越野「一戦目、絶対勝つ」
山﨑「(ルームメイトで記者会見欠席の小桃に)寮長、見ていますか?寮で特訓しましょう」
勇気「1年前の両国はセコンドだったので、選手として楽しんで試合をしたい」
橘「一緒に勝ちに行きましょう」
ちゃんよた「業界内での生き残りを賭けた戦い。ワークライフバランスを無視して筋トレと練習に励む」
石川「馬車馬のように戦ってまいります」
ハミングバード「一番のチームワークを見せる」。

 第3試合はメガトンvs大物Mのシングルマッチ。メガトンは「私はXLLLサイズ。Mなんてペッちゃんこにしてやる、ガオーッ」とアルファベットの使い方がちょっと違う様子。

 第4試合は後藤智香vs大物S。ゴチカは「どうも、大物レスラーGです。大物Sって誰だよ!? (タッグを組む予定だった天麗)皇希はケガなので仕方ない。この日、誕生日なんですよ。Sが誰であろうが、勝ち名乗りを自分にプレゼントしたい」とコメント。

 第5試合はツインスター選手権、王者組・マゼンタ(川畑梨瑚&Maria=マーベラス)vs挑戦者組・松井珠紗&CHIAKI。川畑が調印前に「アピールして。それでやるかどうか決めるから」と挑発。CHIAKIは「Mariaとかわした唇の感触は忘れてないぞ」。松井は「サインしてくれたら、川畑とは2093日ぶりの対決になる。同日デビューで、梨瑚がシングルで悔しかった。ダークネスレボリューションは、超面白いよ。最高に楽しく遊びましょう」。Mariaは覗いてくるCHIAKIを挑発しつつ、渋々挑戦を受諾。川畑は「マゼンタのどんなところが好きなの?」と聴くと、褒めちぎる松井とCHIAKI。川畑もついに挑戦を受託した。

桜井麻衣(左)とビクトリア弓月はこの後乱闘に【写真:橋場了吾】
桜井麻衣(左)とビクトリア弓月はこの後乱闘に【写真:橋場了吾】

ドロドロした女の戦いへ…桜井麻衣とビクトリア弓月が乱闘!

 第6試合は山岡聖怜vs橋本千紘(センダイガールズプロレスリング)。橋本は「先輩・後輩関係なくやりあえると思っている」とVTRコメント。山岡は「レスリングの先輩でもあり、デビュー前から戦いたかった選手。戦うからには、マリーゴールドを背負って戦い、全身全霊で勝ちに行く」と勝利宣言。

 第7試合はUN選手権、王者・桜井麻衣vs挑戦者・ビクトリア弓月。弓月は「自分を成長させてくれた先輩として、思い入れがある。UNを賭けて戦うところまできたことを嬉しく思う」。対する桜井は「マリーゴールドを背負って戦ってきたことの積み重ね、これまでの防衛戦で一番大きな舞台。防衛して、ワールド王者の勝者に挑戦したい。どっちの思いが強いのか、ドロドロした戦いの決着をつけましょう」。フォトセッション後に弓月が突っかかり、もみ合いのままバックステージへ。

 第8試合はマリーゴールド・ワールド選手権、王者・林下詩美vs挑戦者・青野未来。青野は「(林下は)私のほしいものをたくさん持っている。さらに輝いたベルトを、私が奪ってマリーゴールドで夢を見せたい」。一方の林下は「私にないものを持っている人に褒められても、私は素直に喜べない。今まで見せたことのない青野未来を引き出して、このベルトを守り抜きたい」と対抗心を燃やした。

 メインの第9試合は岩谷麻優vsイヨ・スカイ。岩谷は「嬉しさもあるが、プレッシャーや緊張感もある。しかもメインイベント、相手がいない会見なのに緊張で何を言ったらいいかわからない。この7年半、自分も負けていないんだというところを見せたい。WWEのスーパースターから3カウントを獲る」とイヨを迎え撃つコメント。

 また本大会は、プロレス動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」にてPPVで独占放送されることが発表されている。

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