2児の母・川栄李奈、仕事と子育ての両立に意識変化 家族との時間犠牲も「子どもに愛情が届けばいい」
俳優の川栄李奈が9日、都内で行われたTBS系連続ドラマ『フェイクマミー』(金曜午後10時)制作発表会見に、川栄と共にダブル主演を務める波瑠、向井康二(Snow Man)、中村蒼、野呂佳代、池村碧彩、田中みな実、サプライズで登場した津田篤宏(ダイアン)と共に出席した。

『フェイクマミー』で波瑠と共にダブル主演
俳優の川栄李奈が9日、都内で行われたTBS系連続ドラマ『フェイクマミー』(金曜午後10時)制作発表会見に、川栄と共にダブル主演を務める波瑠、向井康二(Snow Man)、中村蒼、野呂佳代、池村碧彩、田中みな実、サプライズで登場した津田篤宏(ダイアン)と共に出席した。
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本作は、母親業をアウトソーシングするというところから始まるうそとトラブルだらけのファミリークライム・エンターテインメント。正反対の人生を歩んできた2人の女性の花村薫(波瑠)と日高茉海恵(川栄)が、子どもの未来のために“母親のなりすまし”という禁断の“フェイクマミー(ニセママ)”契約を結ぶことから起こる騒動を描く。
川栄が演じるのは、抜群のコミュ力を持ち、人望が厚く、自らが広告塔となり自社の商品「虹汁」を大バズりさせた一方、非公表の娘・いろは(池村)を1人で育てるシングルマザー・日高茉海恵。2児の母である川栄は「個人的にも6歳の子どもがいるので、今回こうして母親役を演じられたことがすごくうれしかったです」と笑顔を見せる。
劇中では、仕事や子育てに追われる人々に、母親業をアウトソーシングするという一つの手段を提示することで、気づきを与えてくれる物語になっている。川栄は「私も実際に仕事をしながら子育てをしていますが、100パーセント育児に専念することはできず、自分の母親やシッターさんに頼ることが増えています」と現在の状況を述べる。
川栄はそのことについて「最初は家族との時間を犠牲にしているな」と感じてしまうこともあったというが、「でも今はポジティブに捉えています。シッターさんやおばあちゃんなど、いろいろな人の愛情が子どもに注がれれば、それでいいんじゃないかと。『家のことができなかった』『育児ができなかった』とネガティブに捉えず、しっかり子どもに愛情が届けばいいんだということを、この役を通じて、代表して言えるような存在でありたいです」と力強く語る。そして「このテーマは、今後の未来にとってすごく大切なことだと思います」と作品に込められた思いを伝えていた。
