NHK『あさイチ』（月～金曜午前8時15分）でMCを務める博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが10月9日、恒例の朝ドラ受けを行った。この日放送された『ばけばけ』の第9回ではヒロイン・トキ（高石あかり）に2度目のお見合いのチャンスが訪れる流れが描かれた。『あさイチ』では、トキのお見合いの話題で朝ドラ受けを展開した。

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（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　トキの最初のお見合いは、明治の世になっても武士にこだわる父・司之介（岡部たかし）と祖父・勘右衛門（小日向文世）のせいで破談になったことから、仲人の雨清水傳（堤真一）とタエ（北川景子）が、また司之介たちのせいで破談にならないよう、婿取りではなくトキに嫁入りを勧める。だがトキは嫁入りを断った。トキは、自分一人が幸せになってもつまらない、「みんなで幸せになって初めて幸せなので」と答えた。

　そしてトキに2度目のお見合いのチャンスが訪れる。見合いの直前、姿が見えなかった父・司之介が衝撃的な姿で登場した。トキに幸せになってほしいと理髪店でまげを切り落としてきたのだ。だが、その後、登場した見合いの相手は鳥取藩の元士族の長男・山根銀二郎（寛一郎）でまげを結っていた。

『あさイチ』では、華丸が「決まったでしょ」と切り出し、鈴木アナも「これは」と反応する中、華丸は「決まったね」と力強く語った。大吉も「運命の出会いみたいな」と語り、お見合いが成功すると確信したかのように語った。華丸は「（朝ドラの）オープニング撮り直しですね。だんなさんが変わる」と冗談めかして笑った。

　その後、『ばけばけ』にチヨ役で出演しているゲストの倉沢杏菜が、トキが傳とタエの話を聞くシーンをスタジオで見学していたと紹介。「高石さんのお芝居にこっそりと涙が出てしまっていました。すごいいいシーンでした」と語った。

　その後、大吉がまげを切り落とした司之介のヘアスタイルに言及。「あの散切り頭は笑っちゃいました。かわいいワンちゃんのようでございました」と話し、スタジオを笑いに包んだ。

『ばけばけ』は松江の没落士族の娘で、小泉八雲の妻・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々を描くオリジナルストーリー。「怪談」を愛し、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語をフィクションとして描く。俳優・高石あかりがヒロイン・松野トキを、トミー・バストウがレフカダ・ヘブンを演じる。

※高石あかりの「高」の正式表記ははしごだか