山本美月「就職か芸能界かで悩んだ」 不安定な仕事への葛藤を語るも単独表紙が転機に
俳優の山本美月が8日、都内で行われた「PLAN GIRLS MOVEMENT 2025~未来のチカラになる言葉~」に登場した。

国際ガールズ・デーのイベントに登壇
俳優の山本美月が8日、都内で行われた「PLAN GIRLS MOVEMENT 2025~未来のチカラになる言葉~」に登場した。
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10月11日の国際ガールズ・デーに先駆けて開催された同イベント。ゲストに山本美月、あっこゴリラ、クリス智子らを迎え、フリーアナウンサーの尾崎里紗のMCのもと、国際ガールズ・デーイベントのテーマでもある「未来のチカラになる言葉」を主題にしたクロストークが行われた。
山本は「こういうトークショーは初めてなので緊張しています」と引き締まった表情で登壇。冒頭で自身のキャリアを作っていく中で悩んだことを問われた山本は「芸能界って不安定な仕事なので、みんなが就職していく中、(当時の)自分は定まっていなくて、就職をするべきかこの仕事をやるのかですごく悩みました」と当時の心境を赤裸々に告白した。
「自分の中で専属モデルをやっていた雑誌があり、その雑誌で単独表紙をやったらこの仕事に絞ろうと思いました。それで今まで何とかやってきたなという感じです」と芸能界でやっていく決心が出来たという。当時は勇気も必要だったといい、「このお仕事だけでは怖いなというのもあって、大学に行ったのもありましたね」と振り返った。
トーク中は、10代と20代女性の漠然とした不安や焦燥感、憂うつ感といったモヤモヤを感じる瞬間ベスト5を発表。1位は「特に理由はないが、将来について考えているとき」だった。
感想を求められた山本は「確かに将来について考えると、漠然と自分が何をしたらいいのか、明確に将来の夢を持っている人の方が少ないと思います」と話し、自身の経験を明かす場面も。
「私が大学を決めたのもざっくり生物学が好きだから農学部に行こうと決めました。将来、何になりたいのか分からなくて、親の手から離れてこれからどうやって生きてるのかモヤモヤしていましたね」と、アンケートで1位となった将来に対するモヤモヤ感と同じだったそう。
モヤモヤ感を解消するため、「私は自分に過剰に期待しなくて、モヤモヤしていることが分からない時は、人生経験豊富の年上のお友だちになるべく客観視して話します。自分だけだと分からなくなるので、人に頼ってしまいますが、信頼できるお友だちがいるのはありがたいですね」と友人に感謝。
「あとは寝る。おいしいものを食べて早く寝るのが一番だと思います。ご飯を食べると元気になるじゃないですか。それに救われているので、それも大事だと思いますよ。それと夜は考えない。一回寝て朝起きてからまた考えます」とあまり深く考えないことが必要だと語った。
続けて「生理前はモヤモヤしますが、生理が来て、これは生理のせいだと考えます。自分の身体を知るのも大事だと思うので、自分のせいにしないでホルモンのせいにするのもありかなと。基礎体温を測るのもおすすめですよ」とモヤモヤ感を抱える女性にアドバイス。
この日来場した女性には「肩の力を抜いて気楽に生きていこうって思います。友達の受け売りですが、100%じゃなくて70%でやればと言われて楽になりました。思い過ぎずに、まずは30%減らして70%で頑張ったら気持ちが楽になると思いますよ」とメッセージを送った。
