串カツ180本平らげる…触れ込みで東京番組出演の新喜劇芸人、実際はまさかの結果「泣きながら帰った」

吉本新喜劇の宇都宮まきが8日、MBSラジオ『メッセンジャーあいはらのYouはこれから!Everyday』(月~金曜午前10時)に出演。かつて大食いでプチブレイクした際の大失態エピソードを告白した。

宇都宮まき【写真:(C)YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD.】
宇都宮まき【写真:(C)YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD.】

宇都宮まきがかつての大失態エピソード明かす

 吉本新喜劇の宇都宮まきが8日、MBSラジオ『メッセンジャーあいはらのYouはこれから!Everyday』(月~金曜午前10時)に出演。かつて大食いでプチブレイクした際の大失態エピソードを告白した。

 アキナ・山名文和と結婚し、2児のママとなった宇都宮は、細身の体に似合わぬ大食いを武器に、過去に何度も番組に出演していた。この日、あいはらから「大食いはしてないの?」と聞かれ、きっかけがあいはらだったと明かした。

 若手のころ、街で偶然会ったあいはらから「見たことある子やな。この辺住んでんのか?」と声を掛けられた際、あいはらの妻と出身中学が同じと判明。自宅に呼ばれたという。新喜劇の先輩以外からは初めてで、しかも人気者からの誘いに大喜びし、後日、お邪魔したという。ほかにも数人の先輩芸人がいる中、「まだほとんど素人で」緊張グセのある宇都宮は会話に入れず、代わりにあいはらの妻が用意してくれた鍋など大量の料理を食べるだけだったという。

「めちゃくちゃおいしかったし、いっぱい食べてたんですよ」という宇都宮が帰宅後、妻から「あの子すごいね。お肉2キロ食べてたよ」と言われたあいはらが、関西テレビ『マルコポロリ!』など関係各所に伝えて“大食い”ぶりが広まったという。あいはらは「めっちゃ食べんねん。でも、テレビサイズで食べられへんねんな。すっごいゆっくり」と印象を明かした。

 宇都宮も「ゆっくりやし、緊張しいやし。大阪であいはらさんが横についてくださって、いろいろワーッてしゃべってくれてたら、私は食べるのに必死になれるから食べれるんですけど」と言い、「それで1回、串カツ183本。それ横にあいはらさんいてくださったから、安心して食べれて」とすさまじい記録をマークしたことを打ち明けた。

 実績が広まると、東京の番組からも大食いで声が掛かった。あいはらが「結構、大食いが響き渡ってね」と言うと、宇都宮は「私、『これで売れんねや』と思って、めっちゃうれしくなって、ほんなら緊張して6本しか食べれなかったんですよ」と振り返った。爆笑が起きる中、宇都宮は「『詐欺師!詐欺師!』って言われて、新幹線、ずっと泣きながら(大阪に)帰って」と回想。あいはらは「それ、間((の数字)はないんかい!百何本食べて、『緊張したから60本しか食べれん』(ならわかる)。それでもやけど、6本って」とツッコミを入れた。

 宇都宮は「あいはらさんいなかったし、初めてのスタッフさんとか、緊張で『(ここで)売れな』って、出てもうたんですよ。自分のやらしい、みにくい部分が。ほんで、胸がいっぱいになって。『どうしよう。もう食べられへん』って、ガタガタ震えて来て」と悪夢を思い返した。200本ほど用意された串カツのうち、約190本を泣きながら持って帰ると、自宅で家族が喜んで食べたという。

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