俳優の松村沙友理と白洲迅が6日、ダブル主演を務めた映像配信サービス・Leminoのオリジナルドラマ『今日もふたり、スキップで』（配信中）の配信記念イベントに登壇。本物の夫婦のような息ぴったりの掛け合いで作品に関するエピソードを披露した。

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　本作は、ものすごい愛氏による共感型エッセー『今日もふたり、スキップで ～結婚って“なんかいい”』の実写化。平凡だけど幸せな結婚生活を切り取ったストーリーで松村と白洲が夫婦を演じている。イベントは、都内の結婚式場でおこなわれ、20組のペアが招待された。

　夫役の白洲は撮影の感想を聞かれ、「日々撮影をして、体は疲れるのだけど心は癒やされていく不思議な作品でした」とコメント。印象深いシーンを聞くと、人気ゲームのキャラクター・ロックマンのトレーナーを夫婦で取り合ったシーンを挙げ、「夫のトレーナーなんですけど妻が着ていて、家の中で追っかけまわして、本気で脱がせに行く。女性の着ている服を引っぺがそうとする経験は初めてだったので印象深かったです」と振り返った。

「思わず笑ってしまったシーンは？」という質問では、「妻が寝ているシーンで、松村さんが本当に寝ていた。起きる芝居でスタートがかかっても起きて来なくて、僕とスタッフさんでくすくす笑いながら見ていた」と暴露。妻役の松村は、「すごく寝ちゃうんですよ。みんなに見られながらすやすや寝てしまいました」と照れ笑いを浮かべた。

　初共演で息があったシーンを聞かれた松村は、「明確な瞬間は分からないのですが、ずっと演じていて引っ張ってもらっている感覚がありました」と回答。自身がせりふの掛け合いが得意ではないことを説明し、「せりふで見せる作品に怖さがあったんですけど、この作品で夫と向かい合ってしゃべってみると、せりふを言うときのしんどさがないと感じました。それは夫さんのおかげだと思いました」感謝すると、白洲は「いやいや。妻のおかげです」とやさしく返した。

　作品のタイトルにちなんで、司会が「最近、スキップするくらいうれしかったことは？」と尋ねると、白洲は「梨がすごく好きで、今、秋じゃないですか。家にたくさんある事実がうれしい。スキップするくらい心が弾んでいます」とにっこり。「さゆりんご」の愛称で親しまれる松村が「浮気心が見えました」とやきもちを焼くと、白洲は「ごめんね、りんごじゃなくて。りんごも好きだよ」と愛の言葉でフォローを入れた。