沢口靖子、月9初主演でダッシュ「1度も座ることはなかった」 準備で過去シリーズすべて見直し

俳優の沢口靖子が6日、主演を務めるフジテレビ系連続ドラマ『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』(月曜午後9時)の合同取材会に出席。準備として過去のシーズン1から4までをすべて見直したことや撮影現場で予想以上にダッシュしたこと、情報犯罪への思いについて語った。

合同取材会に出席した沢口靖子【写真:増田美咲】
合同取材会に出席した沢口靖子【写真:増田美咲】

6日スタートの『絶対零度』で主演

 俳優の沢口靖子が6日、主演を務めるフジテレビ系連続ドラマ『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』(月曜午後9時)の合同取材会に出席。準備として過去のシーズン1から4までをすべて見直したことや撮影現場で予想以上にダッシュしたこと、情報犯罪への思いについて語った。

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 本作は、『絶対零度』シリーズのシーズン5。新シリーズの舞台は「情報犯罪特命対策室」(通称:DICT<ディクト>)。高度な情報技術を悪用し、国民の生命と財産を脅かす「情報犯罪」の犯人たちを追う捜査機関で、匿名・流動型犯罪(通称・トクリュウ)に代表される「特殊詐欺」や「サイバーテロ」など、身近な生活から国家の安全を脅かす大規模な犯罪まで、数々の情報犯罪に立ち向かう。沢口はDICTで捜査にあたる刑事・二宮奈美(にのみや・なみ)を演じる。

 今夜、初回放送を迎える。沢口は「やっと皆さんにお届けできる日が来まして、ワクワクした気持ちと、皆さんからどういった感想をいただけるのかというドキドキした気持ちと両方ありますが、自信を持ってお届けできる作品です」と自信をのぞかせた。

 主演の沢口がフジテレビの連続ドラマに出演および主演を務めるのは、『お江戸捕物日記 照姫七変化』(1990年)以来、35年ぶり。月9は初出演となる。

 オファーを受けての感想は「お話をいただいて大変光栄に思っております。新シリーズが始まるんだと驚きと喜びがありました」と振り返る。

 撮影については「ひさしぶりのフジテレビの撮影。湾岸スタジオは初めてで窓から見える緑が気持ちいいなと。食堂から見る景色も気に入っています」と語った。役作りでの準備では、過去のシーズン1から4までをすべて見直したという。

 今作ではアクションシーンも多く、「台本に書かれた以上に走るシーンが多い。メインルームに戻ってきてもすぐに飛び出す。1話はそういう登場の仕方で、1度も座ることはなかったんです。これまで時間があるときにジムでウォーキングをしたり筋トレやストレッチしていたので基礎体力はできていたかと思います。特に1話では、走るといってもダッシュを求められまして、撮影の中で筋肉がついたと思います。予想以上に走りました」と笑顔を見せた。

 また、情報犯罪への意識についても「作品を通して、本当に軽い気持ちからお小遣いを稼ぎたいという気持ちからはまってしまった闇に家族を人質にされたりして、抜け出せない沼にはまってしまう恐ろしさを知りました。ドラマを通して皆さんにも気をつけてくださいよっていうようなメッセージも届けられたらいいなと思っています」と話した。

 詐欺に巻き込まれないために自身が行っている対策としては「スマホでは迷惑メール対策をしたり、PCではセキュリティーソフトを入れています。それから、不審なメールや電話には一切対応しないです。以前、銀行からの詐欺メールが届いて、ちょっと引っかかりそうになりましたことがあります。ちょっと心配だったので事務所の人に聞いたら、『これ、おかしいから』っていうことで、そんなヒヤッとした経験があります」と、未然に防げたことを明かした。

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