小林幸子、新米30キロで作ったおにぎりを持って子ども食堂に登場…母親たち歓喜も子どもたちはポカン顔
歌手・小林幸子(71)が4日、立浪部屋の力士たちともに埼玉・鶴ヶ島市で開催された「ちゃんこ鍋交流会」に出席した。認定NPO法人カローレの子ども食堂に登録している子どもたち約100人と触れ合い、故郷・新潟県内の「越後情話 立浪ファーム」で収穫された新米・コシヒカリ30キロを寄付。おにぎりなどを振る舞った。

「人はおいしいものを食べると怒らない」
歌手・小林幸子(71)が4日、立浪部屋の力士たちともに埼玉・鶴ヶ島市で開催された「ちゃんこ鍋交流会」に出席した。認定NPO法人カローレの子ども食堂に登録している子どもたち約100人と触れ合い、故郷・新潟県内の「越後情話 立浪ファーム」で収穫された新米・コシヒカリ30キロを寄付。おにぎりなどを振る舞った。
BMW、ベンツにプジョー…人気女優の“多国籍”な歴代愛車(JAF Mate Onlineへ)
小林が会場に入ると、保護者たちから歓声が上がった。「えっ、さっちゃん」「何でここに」。その横で子どもたちはポカン顔で無反応。小林も状況を察して言った。
「お母さんたち、反応していただいてありがとうございます。子どもたちは分からないですよね(笑)」
それでも、おにぎりを手渡されると子どもたちは満面の笑み。側にいる力士3人の大きさにも「すご~い」と声を上げた。
新潟市出身の小林は今年5月30日、同県十日町にある立浪部屋の「越後情話 立浪ファーム」を横綱・豊昇龍と訪れ、自身がプロデュースする魚沼産コシヒカリのブランド「越後情話」の田植えを行った。それが新米に育ってこのたび収穫された。
小林による米作りを通した農業支援は、2004年に発生した中越地震をきっかけに始まった。その後、子どもやその保護者および地域住民に対し、無料または安価で食事を提供する子ども食堂の活動にも携わってきた。それも踏まえ、小林は言った。
「私は61年、歌の仕事をしてきました。歌は生業であり人生ですけど、それと別に何か支援できることとして、この活動をしています。人はおいしいものを食べると怒らないし、笑顔になります。子どもたちが喜ぶ姿はたまらないですよね」
この日は会場に埼玉・東松山市に住む2025わんぱく相撲全国大会優勝の加藤紀依さんも姿を見せ、小林は大喜び。小学5年女子ながら166センチの加藤さんにもおむすびを手渡し、「将来有望ですね。すごく楽しみ」とテンションを上げていた。
