貴重なトヨタの名車が盗難…ネットも怒り爆発「愚か者に天罰を」 オーナー悲痛「心のよりどころだった」
80年代を代表するトヨタの名車が、無残にも強奪された。大阪・八尾市で、カローラレビン(AE86)の車両盗難事件が発生。被害者は悲しみに暮れながらも、愛車の行方を懸命に探している。ネット上では「発見されることを祈ります」「人の車をパクった愚か者に天罰を」と怒りが広がっている。

「旧車トラブルを乗り越えていくうちに愛着がわいて、気付けば12年所有」
80年代を代表するトヨタの名車が、無残にも強奪された。大阪・八尾市で、カローラレビン(AE86)の車両盗難事件が発生。被害者は悲しみに暮れながらも、愛車の行方を懸命に探している。ネット上では「発見されることを祈ります」「人の車をパクった愚か者に天罰を」と怒りが広がっている。
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盗まれたのは、1984年式カローラレビン GT-APEX(前期型)。通称“ハチロク”と呼ばれる80年代の人気スポーツモデルだ。
被害者で会社員のノブタケタクヤ(@eimy3y777f988sG)さんはXを通して、「拡散希望 大阪府八尾市で愛車が盗まれました それらしいクルマ情報いただけたら嬉しいです」と報告。「ハイテックツートン(パンダカラー) クリアはげ、リアゲート錆あり RAYS TE37 ブロンズ ロールバー ウルトラのタコメーター リアシートボロボロ」と愛車の特徴を公開した。車両ナンバーは「大阪503 ち 5236」だという。
この愛車を手に入れたのは12年前。八尾市内の中古車店で65万円で購入した。「社会人になって初めて自分で買ったクルマで、思い入れがあります。周りの友達はホンダ党で、自分は少し違うクルマにしようと決めました。旧車トラブルを乗り越えていくうちに愛着がわいて、気付けば12年所有していました」と振り返る。
盗難が発覚したのは仕事帰りだった。自宅近くの月極駐車場に止めていたはずのハチロクが姿を消していた。「ハンドルロックのみかけた状態で駐車していました」。慌てて警察に被害届を提出。盗難車が海外に売られてしまう可能性も考え、税関への通報や陸運局での一時抹消手続きも行っているという。
ファンの多い名車の一大事。SNSで拡散され、「できる限り探してみます!!」「かなり愛情のあるレビンだなと思いました」「心中お察し致します。発見を心から願っています」など、発見を切に願う声が相次いでいる。被害者は「ありがたいことに、SNSではたくさんの方に拡散してもらいました」と感謝を口にする。
相次ぐ自動車盗難は、社会問題として深刻さを増している。ランドクルーザーやアルファードといった人気車種に加え、旧車や希少車も標的となっており、社会的な課題解消への取り組みが不可欠だ。また、刑事罰の厳罰化や違法ヤード摘発の強化を求める声も上がっている。
被害者は「心のよりどころにしていた大事なクルマを返してほしいです。皆様も、大事なクルマを盗られないよう気を付けてください。対策はいくらしても、し過ぎでもいいと思います」と注意喚起のメッセージを訴えている。
