山下美月、水上恒司と宮舘涼太の殴り合いシーンに大喜び「めちゃくちゃ白米食べれそう」

俳優の山下美月が4日、都内で行われた映画『火喰鳥を、喰う』の公開記念舞台あいさつに登壇。主演の水上恒司、Snow Manの宮舘涼太らと作品にまつわるエピソードを披露した。

舞台あいさつに登壇した山下美月、水上恒司、宮舘涼太(左から)【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに登壇した山下美月、水上恒司、宮舘涼太(左から)【写真:ENCOUNT編集部】

映画『火喰鳥を、喰う』公開記念舞台あいさつ

 俳優の山下美月が4日、都内で行われた映画『火喰鳥を、喰う』の公開記念舞台あいさつに登壇。主演の水上恒司、Snow Manの宮舘涼太らと作品にまつわるエピソードを披露した。

 黒を基調にしたドレスで登場した山下は、「昨日から公開が始まって、さまざまな感想が届いていてうれしい限りです」と笑顔。登壇者の衣装のポイントを「火喰鳥に喉だれにちなんで、全員がワンポイントで赤を入れています」と紹介した。

 おすすめシーンを発表するトークセッションでは、主人公・久喜雄司(水上)と超常現象専門家・北斗総一郎(宮舘)が掴みあった迫力のあるシーンが大スクリーンに映し出され、主人公の妻・夕里子を演じた山下は、「夕里子のために殴り合っているんです。この大きさでこの2人の顔、めちゃくちゃ白米食べれそう」と大喜び。「今回の映画のテーマは執着。ここまで1人の人間のために、成人男性2人が殺し合えるんだというパワーを見たことがなかった。今回、映像で見ることができて、『人間って改めて怖いものなんだな』とハッとさせられたシーンでした」と熱弁した。

 宮舘はこのシーンについて、「これが執着のピークでした」と回想。水上が撮影を振り返り「館さん(宮舘)とのアクションシーンは、すごくやりやすかったです」感謝すると、宮舘は「この言葉で白米いけますね」と喜び、「打ち合わせも何もなしに、このシーンは撮らせていただきました」と裏話を披露した。

 同作は、原浩氏による第40回横溝正史ミステリー&ホラー大賞受賞作『火喰鳥を、喰う』を実写映画化。監督を務めるのは、『空飛ぶタイヤ』(2018年)、『シャイロックの子供たち』(23年)などを手がけた本木氏。脚本は『ラーゲリより愛を込めて』(22年)などの林民夫氏が手がけた。

 物語は、信州で暮らす久喜雄司(水上)と夕里子(山下)の元に戦死した先祖の久喜貞市の日記が届くところから始まる。最後のページにつづられていたのは、「ヒクイドリ、クイタイ」の文字。日記を読んだ日を境に、幸せな久喜夫婦の周辺で不可解な出来事が起こり始める。超常現象専門家・北斗総一郎(宮舘)を加え真相を探るが、その先に現れたのは驚がくの世界だった。「死者の日記」から始まったのは、“事件”か、あるいは“怪異”か。全く先読みのできないミステリーホラーが誕生した。

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