『アバター』過去作の3D再上映、エンドロール後に最新作の特別映像公開決定
全世界歴代興行収入第1位を記録した映画『アバター』(2009)と、同第3位にランクインした『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(22)のシリーズ最新作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』が、12月19日より日米同時公開される。これに先駆けて、シリーズ第2作『ウェイ・オブ・ウォーター』が3日から1週間限定で3D再上映される。そのエンドロールの最後に、最新作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』の特別映像が劇場で初公開されることが2日に発表された。

『ファイヤー・アンド・アッシュ』は12月19日公開
全世界歴代興行収入第1位を記録した映画『アバター』(2009)と、同第3位にランクインした『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(22)のシリーズ最新作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』が、12月19日より日米同時公開される。これに先駆けて、シリーズ第2作『ウェイ・オブ・ウォーター』が3日から1週間限定で3D再上映される。そのエンドロールの最後に、最新作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』の特別映像が劇場で初公開されることが2日に発表された。
『アバター』シリーズは、2154年の滅亡間近の地球を舞台に、人類最後の希望として神秘の星パンドラを訪れる物語。元海兵隊員のジェイク・サリーがアバターを通じて先住民族ナヴィと出会い、やがて彼らと家族を築いていく。第2作では、森の民オマティカヤ族を離れ、海の民メトカイナ族と共闘して人類の侵略に立ち向かったジェイクたちが、さらなる脅威“アッシュ族”の出現によって新たな戦いに身を投じる様が描かれた。
同シリーズの監督を務めるのは、『アバター』『タイタニック』など数々の歴史的ヒット作を手がけたジェームズ・キャメロン氏。革新的な映像技術と壮大なスケールのストーリーテリングで世界中を魅了してきた巨匠が、再びメガホンを取る。特別映像が上映される『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は、IMAX 3D字幕、ドルビーシネマ3D字幕、4D(3D字幕・3D吹替)、通常版(3D字幕・3D吹替)の全6形式で再上映される。壮大な世界を体感できる各フォーマットに加え、ラージフォーマットのポスタービジュアルも4種用意された。
今回公開される最新作の特別映像について、キャメロン監督は「最高の環境で、特に3Dで観ることが出来れば、全く違う映画体験ができます。没入感が深まり、美しさや驚嘆の感覚、そういったすべてを深く味わえると思います。そして結果として、映画の感情表現がより強く心に響くと思います。なぜなら、このシリーズはとてもエモーショナルな作品であり、最新作では特にそこが描かれているからです」と語っている。特別映像では、シリーズ最新作のストーリーの一端が垣間見える内容となっており、世界中のファンの期待をさらに高めている。
1作目『アバター』は9月26日から1週間限定で全国公開され、観客からは「アバター:ウェイ・オブ・ウォーターがとても美しかったから、TVじゃなくて映画館で3Dで観たくて、何年も待った甲斐があった!!」「素晴らしすぎて言葉が出ない…映画館まで見に来てよかった」など、劇場でしか味わえない迫力と美しさに感嘆の声が多数寄せられている。
また、キャメロン監督は『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』の物語にも言及。「(主人公のジェイクたちは)人間の侵略者たちとの戦いにまだ勝てていないという現実に向き合っています。その戦争は続いており、むしろ激化しています。今や彼らは喪失感を抱えながらその戦いに立ち向かわねばならないんです」と語り、し烈な状況下でキャラクターたちがどのように変化していくのかに注目してほしいという意図を明かした。
革新的な映像表現とともに、普遍的なテーマを描いてきた本シリーズについて、キャメロン監督は「何人かの限られた人たちに見てもらったのですが、感想としては、間違いなく三作の中で最も感情的で、おそらく最高の出来だと言われています。心を打たれる作品になっていると思います」とコメントしている。
