「まだスギちゃんのレベルに達していない」 AIのお笑い能力に本人は安堵「私の方が先を」
お笑い芸人のスギちゃんが29日、都内で行われた映画『トロン:アレス』東京侵食ナイトに、お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーと共に出席した。

今欲しいものは「熱烈なスギちゃんファン」
お笑い芸人のスギちゃんが29日、都内で行われた映画『トロン:アレス』東京侵食ナイトに、お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーと共に出席した。
1982年に世界で初となる長編映画にCGを本格導入したSF映画『トロン』シリーズの第3弾。高度なAIプログラムを現実の世界で“実体化”させることに成功した世界で、制御不能となってしまい戦うことに特化した最強のAI兵士が、現実世界を侵食することから物語は展開していく。
ブルーのワイルドなジーンズ衣装で登場したスギちゃん。「今日もワイルドだぜぇ~」と登場した。「デジタルのなかに人間が入る。信じられない発想力を1980年代から取り入れるなんて……」とシリーズに対するすごさを表現すると「相当影響を受けたぜぇ~」と感嘆した。
そんなスギちゃんは「デジタルオブジェクトを永続的に実態化することができたら」という問いに「いま本当に欲しいのは、熱烈なスギちゃんファン。100人ぐらいを実態化したいぜぇー」と切り出すと「実際に確認できるファンは5~6人ぐらいしかいないので」と寂しい表情。
カズレーザーが「希少ですね」と発言すると、スギちゃんは「だからデジタルで……」と苦笑い。また「AIの存在は?」という問いに、スギちゃんは「ネタを書いたりすることもできるAIがあるのですが、AIに携わる人に聞くと『まだスギちゃんのレベルに達していない』と言ってくれるんです。だから安心しています。まだ私の方が先を歩いている感じです」と胸を張っていた。
