第13試合ではRIZINフェザー級タイトルマッチが行われ、王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ（キルギス共和国）が挑戦者ビクター・コレスニック（ロシア）を1R・33秒で撃破。初防衛を成し遂げた。これでMMA戦績を15戦全勝全フィニッシュとした。あまりの衝撃にSNS上でも「ヤバすぎ」「誰が勝てるの？」などの声が上がった。

　あまりに強かった。開始早々、猛獣のように襲い掛かったシェイドゥラエフ。左ストレートから、右フックでダウンを奪うと、その後、上からパウンドを連打。コレスニックもこらえきれず、レフェリーがストップした。会場に集まった超満員1万7000人の観客も思わず息を飲んだ。

　初参戦から4連勝中。MMA戦績は14戦全勝全フィニッシュと凄まじいレコードを誇る。一方のコレスニックもRIZIN参戦から負けなしの4連勝中だった。

　解説席に座っていた同階級の平本蓮は「感想も出ないくらい。前行くしかないですよね。最初ペース掴むのが強い。クレベルの試合もそうだった」とコメント。SNS上の格闘技ファンからも「ヤバすぎ」「誰が勝てるの？」「トイレ行ってたら終わってたんだが」「強すぎて泣いた」「早くUFC行った方がいい」などの声が上がっていた。