お笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニアが27日、フジテレビ系『千原ジュニアのヘベレケSP』（午後11時40分）に出演し、東京進出時を振り返った。

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　番組中、共演のふかわりょうが「ライバルは？」と聞いた。これにジュニアは「俺らはジャリズムとずっと一緒にやったから。東京進出も一緒やったから」と返答。「歳は俺より上やし。ホンマ、ジャリズムやね」と言い切ると、同じく共演のおぎやはぎ・矢作兼も「たしかに。その2組はね、俺も若手の時に見て。大阪のコントっていったらFUJIWARAのダサいコントじゃない？　その2組はすごいトガってシュッとしてた」と評した。

　その流れでふかわが「どこらへんで手応えをつかんだんですか？」と切り込んだ際には、「俺らの頃は会社から東京行きの切符を渡される……みたいな時代の最後やったから。大阪で行った（売れた）ら東京行きの片道切符を渡される」と発言。矢作が「『すごい人が来る』って触れ込みでしたもん、やっぱり。『大阪でもやばいっていう人がついに東京に来るぞ』って触れ込み」と懐かしむと、ジュニアは「大阪と東京。ネットもないし、番組も全部違うから。ホンマに外国」と述べた。

　続けて、「大阪では『出番と出番の間、外出るな』みたいに警察から言われて。ほんで、こっち来て誰ひとり見向きもせえへん。この寒暖差に酔うというか」と回想。「でも、大阪のテレビの出方で東京で出たら、東京の人からしたら『なんや、このクソ生意気な。誰やねん』ってなるやろ？」と語った。

　ジュニアは「それでも俺、賢くないから、そこのシフトチェンジが全然できんかったんや」と告白。「『お前、それじゃあかんねんで』って教えてくれたのが三又又三さん」とも笑いながら明かすと、ふかわが「えー！　意外な人だ」と反応するなか、矢作も「一番恩人の名にふさわしくない」と驚きを隠せない様子だった。