【RIZIN】BDから成り上がった冨澤大智が平本丈との“流血”激戦制す リング中央でバッチバチの打撃戦に会場熱狂

第3試合では元キックボクサーで、BreakingDownで知名度を上げた冨澤大智(フリー)が平本蓮の弟・平本丈(剛毅會)に2-1の判定勝ちを収めた。

真っ向から打ち合う冨澤大智(左)と平本丈【写真:(C)RIZIN FF】
真っ向から打ち合う冨澤大智(左)と平本丈【写真:(C)RIZIN FF】

第3試合

格闘技イベント「RIZIN.51」(2025年9月28日、愛知・IGアリーナ/ABEMA PPVで全試合生中継)第3試合RIZIN MMAルール:5分 3R(57.0kg)

 第3試合では元キックボクサーで、BreakingDownで知名度を上げた冨澤大智(フリー)が平本蓮の弟・平本丈(剛毅會)に2-1の判定勝ちを収めた。

 1Rは平本ペース。組み付いてバックを取ると、チョークをしかける。完全に入っていたかに見えたが、冨澤がしのいだ。終盤には冨澤の距離に。スタンドで打撃を当てる場面もあった。

 膠着した2Rを経て、3Rは両者の意地がぶつかりあった。真っ向から打ち合う展開に。スタンドで上回る冨澤が的確に打撃を当て、平本の鼻からは出血が。このまま判定に突入。スプリット判定の末、冨澤の手が上がった。

 冨澤は21年にKrushでプロデビュー。22年にBreakingDown初参戦し、快進撃を続けた。23年の大みそかにRIZIN初参戦。昨年からMMAにも挑戦し、大みそかには三浦孝太をKOで破り初勝利。5月のRIZIN男祭りで山本アーセンに敗れて以来、4か月ぶりの復帰戦だった。

次のページへ (2/2) 【動画】壮絶な打ち合いをする冨澤大智
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