”伝説の喧嘩師”―北九州の喧嘩自慢は試合中に場外乱闘ぼっ発…無効試合→続行の超異例展開…サミング、金的主張の大荒れ【BreakingDown】
“伝説の喧嘩師”アンディ南野と“北九州最強の喧嘩自慢”松井健の一戦は5Rを戦い抜きドロー決着となった。途中で一度は怒った松井がケージを後にする異例の展開。一触即発の緊張状態が続く、異例の一戦となった。

MMA特別ルール ミドル級ワンマッチ
格闘技エンターテインメント「BreakingDown17」(2025年9月27日、東京・アリーナ立川立飛)MMA特別ルール ミドル級ワンマッチ
“伝説の喧嘩師”アンディ南野と“北九州最強の喧嘩自慢”松井健の一戦は5Rを戦い抜きドロー決着となった。途中で一度は怒った松井がケージを後にする異例の展開。一触即発の緊張状態が続く、異例の一戦となった。
ベアナックルでのMMAで、かつ完全決着ルールという特別ルールで行われた一戦。1R、松井が上になり、重いパウンドを何度も落としていった。1Rはしのいだアンディだったが、左目が腫れあがっていた。
2Rも同様の展開になるかと思われたが、アンディが立ち上がり反撃。途中、松井の指が目に入ったようでドクターチェックがはいる場面もあった。
試合は再開となり、2R終了。だがここで松井がブチギレ。自らケージを降り、試合放棄。無効試合となった。松井は試合中から目に指が入ったのが故意だったのではなどと指摘しており、さらに金的の疑惑も主張しており、裁定が下されたあとも納得がいかない様子でアンディ陣営や、レフェリーにも詰め寄った。多数の関係者がケージに上がるなど、収拾がつかなくなっていた。
この後、溝口勇児COOが即座に“続行”を指示。異例の展開となり、再びケージ内で向き合う両者。“3R”が始まるや、怒りの松井がスーパーマンパンチを当てるなど怒とうの攻勢に。壁におしつけ、チョークを狙った。
アンディのバンテージがはがれかけ、急きょ最終Rに設定された5R。両者が死力を尽くした結果。打撃を当て、最後はバックチョークを狙った松井。決着はつかなかったが、最後は倒れたアンディを松井が引き上げるシーンもあった。
