オダギリジョー、監督・脚本・出演を務めた映画初日に「映画館でも騒ぎながら見てほしい」
俳優のオダギリジョーが26日、都内で行われた自身が監督を務める映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』初日舞台あいさつに、池松壮亮、麻生久美子、永瀬正敏と共に登壇した。

映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』初日舞台あいさつ
俳優のオダギリジョーが26日、都内で行われた自身が監督を務める映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』初日舞台あいさつに、池松壮亮、麻生久美子、永瀬正敏と共に登壇した。
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本作は、2021年にNHKで放送されたオダギリが脚本・演出・編集を務めたオリジナルのテレビドラマ『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』の劇場公開版。狭間県警鑑識課警察犬係のハンドラー・青葉一平(池松)と、彼には酒とタバコと女好きの欲望にまみれた犬の着ぐるみ姿のおじさんに見えてしまう警察犬オリバー(オダギリ)が、難事件を解決していく姿を描く。
脚本開発の段階から数えて3~4年という歳月を経て、初日を迎えた。オダギリ監督は「ようやく皆さんに見ていただけることができてうれしいです」と笑顔を見せると「本当にいろいろな部署の方々のお力を借りながら毎日を過ごした日々でした。とても幸せな時間でした」と感謝を述べる。
オダギリ監督は「今なかなか映画館で映画を見る機会が少ないと聞いていますが、映画館でしかできない経験があります」と語ると「この映画は劇場でこそ楽しめる音響だったり、大きなスクリーンだからこその作品になっています」と劇場での鑑賞をすすめた。
それでもオダギリ監督は、親子試写会で子どもたちがワイワイ映画を見ている姿を見たとき「結構分かりにくいと言われることがある映画ですが、子どもたちは周りを気にせず無邪気に笑ってくれていました。なかなか映画館だと周りを気にして笑わないようにする息苦しさがあると思います。それって結構窮屈に感じることもあるので、この映画は気にせず、騒ぎながら見てほしいです」と思いを語っていた。
