上京後9年はアルバイト生活 サンドウィッチマンが“どん底時代”を回想「100円持ってない時もあった」

お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきお、富澤たけしは、10月4日午後3時30分から放送されるCBC・TBS系探索バラエティー『サンドウィッチマンの幸せを呼ぶ ほぼゼロ生き物図鑑』でMCを務める。番組放送に先駆けて囲み取材に応じ、自身の“どん底時代”、そして今幸せを感じる瞬間について語った。

『サンドウィッチマンの幸せを呼ぶ ほぼゼロ生き物図鑑』でMCを務めるサンドウィッチマン【写真:CBCテレビ】
『サンドウィッチマンの幸せを呼ぶ ほぼゼロ生き物図鑑』でMCを務めるサンドウィッチマン【写真:CBCテレビ】

『サンドウィッチマンの幸せを呼ぶ ほぼゼロ生き物図鑑』が10月4日に放送

 お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきお、富澤たけしは、10月4日午後3時30分から放送されるCBC・TBS系探索バラエティー『サンドウィッチマンの幸せを呼ぶ ほぼゼロ生き物図鑑』でMCを務める。番組放送に先駆けて囲み取材に応じ、自身の“どん底時代”、そして今幸せを感じる瞬間について語った。

 四つ葉のクローバー、ナナホシテントウ、七色の虹……、この世の中には「見つけたら幸せになる」と言われるモノがたくさんあるが、見つけるのがもっと困難な生き物たちを探せば、もっと幸せになるのではないか。そんな発想から、同番組では“レア”な生き物たちを探し出し、オリジナルの図鑑を作成。その判定人をサンドウィッチマンが務める。

 しかし、“幸せを呼ぶ”生き物と出会える確率は「ほぼゼロ」。探し出すのは絶賛不幸中のどん底芸能人たち。お笑いコンビ・わらふぢなるおは北海道、お笑い芸人のザブングル加藤は沖縄、現役アイドルの鈴木Mob.は東京の山奥へ、レアな生き物を探すロケに出る。

 富澤が伊達を誘う形で1998年にコンビを結成したサンドウィッチマン。2007年に『M-1グランプリ』優勝、09年に『キングオブコント』準優勝と賞レースで結果を残し、現在は数多くのレギュラー番組を抱えるなど、お笑い界でも確固たる地位を築く。番組にちなみ、「どん底時代」について尋ねられると、2人は懐かしそうに当時を回想した。

伊達「どん底時代はありましたね。24歳で仙台から上京して、そこから33歳くらいまで約9年間、アルバイト生活が続きました。当時はそんなにどん底とは思っていなかったんですけど、今考えてみると、ですね。30歳の時に100円持ってないって時もありました。『エンタの神様』だったり、『M-1グランプリ』のおかげで(這い)上がれましたね」

富澤「30歳まではテレビでネタをやることもほとんどできなかったんです。そう考えると、29歳ぐらいの時が一番どん底。30歳の時に『エンタの神様』に出てからは、あとはとんとん拍子でしたね(笑)」

伊達「うそつけ! 恥ずかしいわ! そんなことないですよ。全然とんとん拍子ではなかったです」

 伊達によれば、「仕事はだいたいロケ」だというサンドウィッチマン。多忙な日々を過ごす中で、2人が“幸せを感じる瞬間”はどんな時なのか。

伊達「(今年51歳と)歳を取ったので、最近はふとしたことで幸せを感じます。カレーライスを注文した時に、ご飯よりもルーの方が多かった時は幸せを感じますね(笑)。やっぱりルー多めがうれしいじゃないですか。『こんなにご飯あってルーこれしかないの』って状況だと、バランスよく食べられないなと思っちゃうので」

富澤「今ライブツアー中で、こないだ移動日にパチンコに行ったんですけど、1万6000円の負けで済みました」

伊達「負けてんじゃん!」

富澤「一発も出なかったんですけど、昔だったら出るまでやるところを、そこでやめられたのが大人になったなと。“こんなもん”で済んで幸せだったなと思いました」

伊達「こんな話ですみません(笑)」

 最後に、2人は「“見れば幸せ”になれること間違いなし」と触れ込みの今回の番組についてもアピールを忘れなかった。

伊達「きっと翌日の話のタネになると思います。『こんなのいるんだ。見た?』みたいに話題を提供できるような感じですね」

富澤「幸せは人それぞれ基準が違うと思います。あまりハードルを上げずに(番組を)見れば、『あっ、幸せだな』と感じられるはず。結局は本人次第です(笑)」

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