東京ゲームショウ2025が開幕 “世界初試遊”の新作やゲーミングライフに最適な家具の展示も
日本最大級のゲームの祭典「東京ゲームショウ2025(TGS2025)」が25日、幕張メッセにてスタートした。史上最多となる1136社が出展し、28日まで(一般公開日は27日〜28日)開催される。

東京ゲームショウ2025がスタート
日本最大級のゲームの祭典「東京ゲームショウ2025(TGS2025)」が25日、幕張メッセにてスタートした。史上最多となる1136社が出展し、28日まで(一般公開日は27日〜28日)開催される。
出展社数からも分かるとおり、会場内は凄まじい熱気に包まれていた。スクウェア・エニックスやカプコンなどの人気企業の新作試遊は人であふれ返り、中韓の新興開発会社は様々な工夫を凝らして作品をPRする。25日はビジネスデイということもあって、イベント関係はやや控えめではあったものの、「今年もTGSが始まったな」と実感するには十分な盛り上がりだった。
ここからは、27日からの一般公開日に向けて、おすすめのブースを紹介していきたい。まずは気になる作品や企業のブースに向かうのが最善だが、参考になれば幸いだ。
まずはNetEaseの『無限大ANANTA』(ホール6)。長らく期待されてきたタイトルであり、アニメ調RPGでありながら“キャラガチャなし”ということでも注目されている。今回のTGSで世界初の試遊となるだけに、ここをターゲットにしている方も多いのではないか。
実際に試遊した感想としては、街中で暴れ回るタイプのアクションゲームの系譜を継ぎつつ、フィールド探索ではスウィング(伸びる腕)を使って自由にビル間を飛び回ったり、ダッシュで壁を走ったりすることができ、オープンワールドらしい多彩な楽しみ方が好印象だった。キャラクターごとにスウィングやバイク、職務質問などの特徴的なアクションが用意されており、ロールプレイも捗りそうだ。
そして、GRYPHLINEの『アークナイツ:エンドフィールド』(ホール3)。昨年に続いての出展だが、展示のボリュームは大幅にパワーアップしており、かなりの賑わいを見せていた。コスプレイヤーステージを定期的に実施しているほか、一般公開日にはゲストを招いてのスペシャルステージも実施予定。個人的には配信者/YouTuberのあまくだりが出演する28日のステージに注目している。

ゲーミングライフを演出する家具のコーナーも
メインの位置付けとなる1-8ホール以外にも、見るべきブースは多い。特に4年連続出展となるニトリ(ホール9)は、様々なテーマの“ゲーミングルーム”4つを展示。『ファイナルファンタジーVIIリメイク』をテーマとした部屋をはじめ、ゲーマーのニーズを捉えた内容となっている。コラボ商品の販売も行っているが、ここでインスピレーションを得てニトリの店舗で自宅の部屋をカスタマイズする家具を購入……という流れも面白そうだ。
また、インディーゲームがズラリと並ぶインディーゲームコーナー(ホール11)は今年も健在。一つひとつのタイトルの知名度はそこまで高くないかもしれないが、インディーだからこそ作れる世界観が“ストライク”となることもあるだろう。一気に多くのタイトルを確認でき、一覧性も高いだけに、TGS2025に訪れたら一度は目を通すことをおすすめしたい。
今年も魅力的なブースが多いTGS2025。ノープランで歩き回る楽しさもあるが、すべてを回り切るのは現実的ではない以上、ある程度の計画性をもって後悔のない形でエンジョイしてほしい。
