超特急が駅前で新曲『NINE LIVES』を初披露 帰宅時間の高輪ゲートウェイ駅は騒然

ダンサー&ボーカルユニット・超特急が24日、都内のTAKANAWA Gateway Parkで22枚目シングル『NINE LIVES』の記念イベントを開催。全3曲のシークレットライブで会場に集まった1000人のファンを熱狂の渦に巻き込んだ。

記念イベントを開催した超特急【写真:米山三郎】
記念イベントを開催した超特急【写真:米山三郎】

22枚目シングル『NINE LIVES』記念イベント

 ダンサー&ボーカルユニット・超特急が24日、都内のTAKANAWA Gateway Parkで22枚目シングル『NINE LIVES』の記念イベントを開催。全3曲のシークレットライブで会場に集まった1000人のファンを熱狂の渦に巻き込んだ。

 午後8時からスタートしたイベントは、ニューシングルのミュージック(MV)を撮影したJR高輪ゲートウェイ駅前で行われ、抽選で選ばれた1000人のファンを招待。帰宅時間ということもあり多くの人が行き交う中、ステージに超特急のメンバーが登場すると、8号車(ファンの呼称)の黄色い歓声が一斉に飛び、駅前は騒然となった。

 オープニングナンバー『Steal a Kiss』のパフォーマンスでは、曲中にユーキの「好きだにゃん!」とアレンジしたせりふが飛び出し、ファンの心を鷲掴みに。2曲目の『My Buddy』でも猫を思わせるポーズが見られ、「NINE LIVES!」のコール&レスポンスで会場がひとつになった。

 TAKANAWA Gateway ParkでMV撮影を行ったのは超特急が初ということで、MCでは撮影の裏話を披露。サウスビルの1階で撮影を行ったタカシは、「お花を持って歩くシーンを撮らせていただいたんですが、朝方に撮影をしました。お花を持って歩いて、日差しもよくて『すごく優雅な朝やな』と思いながら撮影して、気持ちよかったです」と語った。

 2階のベンチで撮影したマサヒロは、「朝4時くらいだったんですけど、顔より大きいくらいのおにぎりを食べました。具材が鮭とか昆布とか、ちゃんと4つくらい入っているんです。おいしくいただきました」と笑顔。駅のロータリーで撮影したリョウガは、遠くの場所からカメラが撮影していたため「(駅の)利用者の方々が『どうしたの?』みたいな。リアルな映像が撮れています。みんなで駅のホームでも撮ったね」と振り返った。

 新曲は「猫に九生あり」という、困難な状況を何度も乗り越えて、しぶとく?き抜く?を表すことわざをモチーフにしている。カイは「猫の生命力の強さを表したことわざ。9つの命を持つと言われている。超特急も9人組ということで、しぶとく生き残っていきたいと思っています」とアピールした。

 超特急らしいユーモアと遊び心が散りばめた振り付けがレクチャーされると、『NINE LIVES』を初披露。クールでグルーヴィーなダンスミュージックに乗り、猫をイメージしたしなやかなでクールなダンスで魅了して、イベントはフィナーレを迎えた。

 パフォーマンスを終えると、ステージで風船がふくらんでいき、驚いたメンバーは猫のようにステージを飛び出し、客席通路に逃げ回る。メンバーが姿を消したタイミングで風船が割れると、「うちの超特急(読み:ねこ)知りませんか?」と書かれた9人の顔写真入りのポスターが登場。「2025年9月24日都内イベント会場から逃げ出しました」、「見つけた方は、#うちの超特急知りませんか でお知らせください」と捜索依頼のメッセージが添えられており、新展開が予感された。

次のページへ (2/2) 【写真】『NINE LIVES』記念イベントの別カット&メンバーソロカット
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