あばれる君、難関資格の世界遺産検定“マイスター”取得で「旅に深みがでた」 おすすめの勉強法も明かす
お笑いタレントのあばれる君が24日、都内で行われた『オーストラリア政府観光局 記者発表会』に出席。世界遺産検定「マイスター」を取得したきっかけや、おすすめの勉強法を明かした。

全受検者の0.18%しか認定されていない「マイスター」の称号獲得
お笑いタレントのあばれる君が24日、都内で行われた『オーストラリア政府観光局 記者発表会』に出席。世界遺産検定「マイスター」を取得したきっかけや、おすすめの勉強法を明かした。
オーストラリア政府観光局は、オーストラリアの魅力を再発見するグローバルキャンペーン「『グッデイ!』ではじめよう、オーストラリア」の第2弾を開始。自然豊かな世界遺産や多彩な文化、美味しいグルメなど、オーストラリアの魅力を届ける動画には、オーストラリア政府観光局のブランドアンバサダーであるカンガルーのアニメキャラクター「ルビー」と、世界遺産キャンペーンアンバサダーのあばれる君が出演する。
世界遺産検定の全受検者の0.18%しか認定されていない世界遺産検定「マイスター」の称号を2025年8月に獲得したばかりのあばれる君。昨年5月に同アンバサダーに就任した際は「1級」だったそうで、「マイスター」を取得しようと思ったきっかけを聞かれると「お仕事でいろんな世界遺産に行かせていただく中で知識を深めたいと思いました」と答え、今回の動画の撮影で世界遺産であるウルル-カタ・ジュタ国立公園にも行ったそうで「何度もテキストで見た光景ではあったんですけど、そこからの奥。いろいろな方々の思いであったり、なぜそこが大切にされているのかとか、そういったものを深く学びたいなと思って、改めて勉強してみようと思いました」と目を輝かせた。
また、多忙の中、どのように勉強をしたのか追及されると「ロケの移動時間中とかに本を読んだり、車酔いをしたら(本を)閉じての繰り返しでした」と打ち明けて笑いを誘い、「今までは暗記だけで覚えていたんですけど、その奥の歴史だったり、なぜそこにあるのかとか、そういった成り立ちまで学べるんですね。それで自分に知識があると旅に深みがでます。興味を持っているのといないとでは旅の記憶の残り方が違うと思いますし、僕はマイスターを取ってから理解が深まりました。そういうのも目標に勉強しました」と熱く語った。
さらに、これから世界遺産検定取得を目指す人へ、アドバイスを求められると「実際に行って感じてみると、テキストで見たのとは理解の度合いが全然違うし、体に入ってくる単語も増えてくるんですね。だから実際に足を運んで興味を持ってみる。それも勉強の1つじゃないかなと思います」と語った。
なお、今回出演した動画は、主要マーケット5か国から各1名、もっとも影響力のある著名人を起用したそうで、日本代表として選ばれたあばれる君は「いいんですか? ありがたいですね」と喜びを噛み締め、「旅の楽しさとか素晴らしさを伝えなくてはいけない役目なので、自分を誇りに思いますね」とにっこり。「グローバルデビューですね」との声には「信じられません。まさか自分が世界デビューするとは思っていませんでした。実家の両親も喜んでいると思います」と声を弾ませた。
