『あんぱん』並んだ遺影にネット注目「千尋ぉぉぉ」 “名言回収”で「ここに繋がる」「集大成ですね」

俳優の今田美桜が主人公・のぶを、北村匠海が柳井嵩を演じるNHK連続テレビ小説『あんぱん』(月~土曜午前8時)の第128回が24日に放送され、アンパンマンのテレビアニメ化に向けて動き出す様子が描かれた。

今田美桜【写真:ENCOUNT編集部】
今田美桜【写真:ENCOUNT編集部】

アンパンマンのテレビアニメ化に動き

 俳優の今田美桜が主人公・のぶを、北村匠海が柳井嵩を演じるNHK連続テレビ小説『あんぱん』(月~土曜午前8時)の第128回が24日に放送され、アンパンマンのテレビアニメ化に向けて動き出す様子が描かれた。

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(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 ある日、アンパンマンをテレビアニメ化したいとテレビプロデューサーの武山(前原滉)が訪ねてきた。しかし、嵩は、アンパンマンを傷つけられたくないと言って断ってしまう。それでも、武山は諦めずに数日後、再び柳井家を訪問。嵩は不在だったものの、のぶが彼の熱意を伝えると、嵩はようやく引き受けることになった。

 そして、嵩は主題歌『アンパンマンのマーチ』の歌詞も担当。嵩は「主題歌は番組の顔だから、しっかり自分のメッセージを込めたいんだ」と話したものの、うまく歌詞に落とし込めない悩みを打ち明けた。

 すると、のぶが「どういてアンパンマンは生まれてきたがやろ……」とつぶやいた。嵩は「おなかをすかせた人や傷ついた人たちを救うため」と答え、伯父・寛(竹野内豊)、弟・千尋(中沢元紀)、伯母・千代子(戸田菜穂)と母・登美子、のぶの母・羽多子(江口のりこ)が並んだ遺影に目をやった。

 嵩は「千尋には夢があった。弱い人たちを守る夢。愛する人を守る夢」と続けると、少し沈黙して「何のために生まれて、何をして生きるがか……」と寛から言われた言葉をつぶやいた。

 翌朝、嵩は完成した歌詞をのぶに見せた。のぶは「なんのために生まれて、なにをして生きるのか……答えられないなんて、そんなのはいやだ」と読み上げて涙を見せた。

 ついに誕生した『アンパンマンのマーチ』の歌詞。寛や千尋との思い出と結びついた展開に、SNSでは「ここに繋がる!」「寛先生降りてきた!?」「ここでおじさんの言葉が歌詞に」「やなせ名言botきたあああ」「寛おじの名言が…」「名言の集大成ですね、わかります」「あの歌詞がとうとう……」「千尋ぉぉぉ」「千尋くん…」などの声が上がっていた。

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