オダギリジョー、映画試写会に異例の犬50匹招待 前代未聞の試みに笑顔「飽きたら出ていってもらっても大丈夫」

俳優のオダギリジョーが23日、脚本・監督・編集・出演を務めた映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』(9月26日公開)の“わんこ向け試写会”を実施。50匹の犬を招待した前代未聞の試写会で本作の見どころを語った。

“わんこ向け試写会”を実施したオダギリジョー【写真:ENCOUNT編集部】
“わんこ向け試写会”を実施したオダギリジョー【写真:ENCOUNT編集部】

脚本・監督・編集・出演を務めた『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』

 俳優のオダギリジョーが23日、脚本・監督・編集・出演を務めた映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』(9月26日公開)の“わんこ向け試写会”を実施。50匹の犬を招待した前代未聞の試写会で本作の見どころを語った。

 チワワ、フレンチブルドッグ、ポメラニアン、ゴールデンレトリーバーなど、さまざまな犬種のわんこと愛犬家が見守る中、登場したオダギリは「今日は集まっていただき、ありがとうございます」と笑顔。これまでに例がない試みに、「感無量と言いますか。犬が主演のような作品でございますし、それをこうしてたくさんの犬の方々に見ていただけるのはうれしい限りです」と思いを伝えた。

 特別映像の上演を前に「犬のみなさんは、映画を見る機会はあまりなさそう。犬が入れる映画館というのは、世の中にあるんですかね? わんちゃんもきっとほしいですよね」とコメントすると、「今日は90分見るのも大変なので、10分くらいものにしています。飽きたら出ていってもらっても大丈夫です」と笑った。

 会場に集まったわんこたちは、特別映像を静かに観賞。上演を終えると、オダギリは「初めての試みでしたが、楽しい20、30分であっという間に時間が過ぎました。また機会がありましたら、わんちゃん試写会をやりたいです」とメッセージを送った。

 今作は2021年にNHKで放送されたオダギリが脚本・演出・編集を務めたオリジナルのテレビドラマ『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』の劇場版。鑑識課警察犬係のハンドラー・青葉一平(池松壮亮)だけには、なぜか相棒の警察犬・オリバー(フィリップ)が、酒と煙草と女好きの欲望にまみれた犬の着ぐるみのおじさんに見えてしまう(一平以外の人間には犬に見えている)、しかもその着ぐるみのおじさんオリバーをオダギリジョー自身が演じるという奇抜な設定。本作では、ドラマ化発表時から話題を呼んだ“クセ強キャラ”たちがスクリーンの外でも再集結する。

次のページへ (2/2) 【写真】50匹を招待…会場内を自由に動き回る犬たちの姿
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