水上恒司、窮地を救ってくれた一品を告白 「なくしても必ず手元に戻ってくる」縁に“一生宣言”

俳優の水上恒司が23日、都内で行われた映画『火喰鳥を、喰う』大ヒット祈願イベントに、共演の山下美月、宮舘涼太(Snow Man)と共に出席。自らが窮地の時に鼓舞してもらったボールペンを披露した。

イベントに出席した水上恒司【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに出席した水上恒司【写真:ENCOUNT編集部】

「大変な時期」に購入したボールペン愛が炸裂

 俳優の水上恒司が23日、都内で行われた映画『火喰鳥を、喰う』大ヒット祈願イベントに、共演の山下美月、宮舘涼太(Snow Man)と共に出席。自らが窮地の時に鼓舞してもらったボールペンを披露した。

 本作は、「第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞」で大賞を受賞した原浩の同名小説を、映画『超高速!参勤交代』シリーズや、『空飛ぶタイヤ』などを手がけた本木克英監督が実写映画化。信州で暮らす久喜雄司(水上)と夕里子(山下)の元に戦死した先祖の久喜貞市の日記が届く。その日以来、幸せな夫婦の周辺で不可解な出来事が起こり始める――。

 この日は、映画のテーマにちなみ“思念”の籠った物を持ち寄り、それぞれ紹介をする一幕も。水上は「ご存じの方もいるかもしれませんが、僕は大変な時期がありまして……」と切り出すと、具体的な話には触れなかったものの、「その大変な時期に、大切なことをしなければいけない時に買ったものです」とボールペンを披露する。

 愛おしそうにボールペンを見つめた水上は「その時から何年になるのだろう。4~5年ですかね、芝居ノートではないのですが、ずっと現場で感じたことや発見したことをこのボールペンで書いているんです。書き溜めたノートにも思い入れがあるのですが、今回はボールペンにしました」と語る。

 過去何度か紛失してしまったことがあったというボールペン。しかし、「必ず僕の手元に戻ってくるんです」という数奇な縁を明かした水上は「ずっとこれを使っていきたいです」と誓っていた。

 水上にとっては本作が初の映画単独主演作になった。「個人的には考察系の物語はたくさんありますが、この作品は先読み不能なミステリと打ち出している映画。僕の中ではとても新しい映画になっていると思います」と自信をのぞかせると、「自分の中で『とても面白かった』と思える作品が、世の中でどんな反応を示されるのか、とても楽しみです」と語っていた。

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