中条あやみ、出演映画イベントで涙 試写を回想「決壊したダムみたいに泣き始めちゃって」
俳優の中条あやみが22日、映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』(10月17日公開、酒井麻衣監督)の完成披露試写会に、當真あみ、池端杏慈とともに出席。試写を思い出し、涙を流す場面があった。

携帯の待ち受けは當真あみに「想いが強くなった」
俳優の中条あやみが22日、映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』(10月17日公開、酒井麻衣監督)の完成披露試写会に、當真あみ、池端杏慈とともに出席。試写を思い出し、涙を流す場面があった。
2023年に刊行され、TikTokで「令和イチ泣ける」と話題を読んだ芥川なお氏の同名小説を、脚本・岡田惠和氏、酒井麻衣監督のタッグで実写映画化。15歳で余命半年と宣告された女子高生・桜井萌(當真)が、一生分の恋にまっすぐ向き合う姿、そして彼女を支え、ともに生き、成長する人々との関わりを、力強く描いている。幼い頃からの念願だった「ストロベリームーン」を見に行く夢をかなえた日以降、音信不通になってしまった萌の思いとは。13年後に真実が明かされる。
長編映画の主演を務めるのは同作が初となる當真。オファーを聞いた時の心境を聞かれ「一番は『やった!』ってうれしい気持ちがありました」と笑顔を見せ、「主演として参加ということで、現場での振る舞い、お芝居一つひとつで雰囲気が変わることにプレッシャーを感じながら、頑張っていけたらなと思っていました」と回顧した。
池端は、萌の親友・高遠麗を演じ、その13年後の姿を中条が務めた。中条は「それぞれ『この人しかいない』って思えるキャスティングだったので、いきなり13年後をやるのはすごくプレッシャーでした」と吐露し、「事前に映像を見させていただいたんですけど、それが本当によくて。とにかく作品をよくできるようにって考えて。でも、あみちゃんと会う機会がなかったので、携帯の待ち受けをあみちゃんにしていました。萌に対する想いがより深くなったなって思います。ちょっと怖いかもしれないけど(笑)。告白しちゃった」と照れ笑いを浮かべた。これに、當真は「めちゃくちゃうれしいです。口角が上がっちゃって。ニヤニヤしちゃいます」と喜んでいた。
試写を見た時の感想も聞かれており、當真は「人に顔を見られたくないくらい泣いていて。萌に向けてくれた愛が伝わってきて、そこにウルッてきました」と告白。続く中条は「自分の作品ってあまり客観的に見られないんですが、試写を見ながらずっと泣いていました。それに、見終わって試写室から出て、監督の顔を見た瞬間に決壊したダムみたいにだーって泣き始めちゃって(笑)。思い出しただけでうるうるしちゃう」と振り返った。さらに、何の涙だったのかと問われ、「本当の時間がこの映画にあったなと思って……」と答えると涙を流し、「ウルウルきちゃう。それだけいい映画です。皆さんぜひみてください!」と呼びかけていた。
イベントには、齋藤潤、杉野遥亮、田中麗奈、ユースケ・サンタマリア、酒井監督も登壇した。
