お笑いコンビ・ドランクドラゴンの鈴木拓が21日、読売テレビ『上沼・高田のクギズケ！』（日曜午前11時40分）に出演。先月、電車内で置き引き被害に遭う寸前だったと明かした。

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　終電に乗車すると、ほぼ満員で荷物を網棚に置いたという。途中駅で客が降りて行き、車両の乗客はほぼ鈴木だけになっていたと説明。そこへ隣の車両からサラリーマン風の男が歩いて来て、上の網棚にある鈴木の荷物をサッと取ったという。ゆきぽよが悲鳴を上げ、MCの上沼恵美子も「あっ」と驚く中、鈴木は「（男は）そのまま歩いて行ったんですよ。僕も反応して、パッと捕まえて『何してんだ？』って」と振り返った。

　上沼から「やるなあ」と感心された鈴木は、「『それオレの荷物だよ』（って）。そしたら、そいつが驚いた感じもなく『どうもすいません。間違えました』（って）。何かケンカ売る感じで。そいつ『間違えました』って言うんですけど、背負ってるんですよ、ちゃんと荷物」と説明。笑いもあってざわつく中、鈴木は「完全に置き引きなんですよ、そいつ」と語気を強めた。

　上沼が「置き引きや。恐ろしい」と話すと、鈴木は「でも捕まえようと思っても、証拠がないですし。僕も起き上がって、動画とかでも撮ればよかったんですけど。そのまんま」とムッとした様子で話した。さらに、鈴木は「そいつがすげえイケメンだったんですよね。腹立って、腹立って」と怒りが増幅したという。「それでそいつ隣の駅で降りてそのまま。絶対に置き引きなんですよ」とぶちまけつつ、「めっちゃイケメンで、すごいパーマかけてましたよ」と再度容姿に言及した。

　本村健太郎弁護士は「置き引きって捕まえるタイミングが難しくて」と言い、鈴木のケース同様「間違えました」で済ませる場合も多いとした。「確定的に犯人だと言えるためには、荷物に手をかけて、それを持って現場から去ることが最低条件」と解説。「電車の中だったら、もしかしてだけど『これは駅員室に届けようと思ってたんです』と弁解するケースが結構多い」と指摘し、「駅の改札を外に出ちゃって初めて捕まえられる」とした。上沼は「そういうことなんだよ」と言い、鈴木は「そうですね」と同調。高田純次は「1つ聞きたいんですが、その荷物は本当にあなたの荷物？」といじり、鈴木は「オレの。オレの。何でオレが疑われるんですか」と血相を変えていた。