俳優の岡崎紗絵が20日、都内で行われた2nd写真集『Lupinus（ルピナス）』（宝島社）の発売記念イベントに出席。イベント前に囲み取材に応じ、本書に込めた思いや、30代の目標を明かした。

BMW、ベンツにプジョー…人気女優の“多国籍”な歴代愛車（JAF Mate Onlineへ）

　岡崎にとって20代最後の写真集となる本書。撮影はグアムで行われ、連日晴天に恵まれた青くすみ渡る海や美しい夕日を背景に、数々のカットを収録。自然を愛する岡崎を神秘的なロケーションで撮影し、透明感あふれる姿を余すことなく切り取った。衣装は部屋着やヘルシーな水着、大人っぽいドレスなど、さまざまな衣装に挑戦。岡崎の魅力を凝縮した一冊となっている。

　完成した本書を手にした岡崎は「20代最後って自分の中でも大きなものでして、節目ももうすぐ迎えますし、その中で20代はたくさん経験して、もらってきた感情だったりを作品として残せたらうれしいなということで実現したものだったので、思いの詰まった作品ができてうれしいです」と声を弾ませ、タイトルの『Lupinus』は岡崎の誕生日である11月2日の誕生花だそうで「荒れた土地でも養分を吸収して、たくましくお花を咲かせるという特徴があるんですけど、自分も20代にたくさん経験させていただいて、その中からいろんな感情をもらったので、それがリンクしてこのタイトルがいいんじゃないかなと思いました」と説明した。

『Lupinus』の花言葉は“いつも幸せ”だそうで、最近幸せと感じたことを聞かれると「ちょっと前にプライベートで宮古島に行けたんですけど、それがすごく楽しかったです。プライベートでちゃんと海に入って、シュノーケリングをして、お魚ちゃんたちと戯れた時間が幸せでした」と笑顔を見せた。

　お気に入りは海の前に咲いていたという花の前で撮影したカット。「（見開き2ページに渡って）縦に配置されているのってこの写真だけで、そのダイナミックさみたいなものもありますし、お花と空と緑と色がたくさん入っていて、そのコントラストがすごくよくて、これがお気に入りです」とアピールし、本書の出来栄えについては「120点です。20代最後というのが大きいですね。自分の記録でもありますし、この先見返したときにいろいろ思い返すこともあると思うので、思いも一緒に詰まった120点です」と満足げな表情を浮かべた。

　さらに、30代の目標を尋ねられると「20代とは違う新たな扉を開くような感覚があるので、周りを巻き込んで引っ張れるようなしっかりとした責任感のある人になりたいです」と力強く語り、声優業もしてみたいそうで「今アニメとかすごいじゃないですか。私もコロナ禍でアニメをたくさん見るようになってすごくハマったんですけど、アニメに命を吹き込むお仕事って本当に素晴らしいなと思ったので、難易度は高いんですけどいつか私もそういう場所に行けたらなと思います」と目を輝かせた。なお、最近心が動かされたアニメを聞かれると“鬼滅の刃”を挙げた。