社員の「給料3か月出てない」から逆転 カンニング竹山、事務所を救った一発屋芸人に感謝

お笑い芸人のカンニング竹山が19日、フジテレビ系『ぽかぽか』(月曜~金曜午前11時50分)に生出演。自身が所属する芸能事務所・サンミュージックを救った芸人を明かした。

カンニング竹山【写真:ENCOUNT編集部】
カンニング竹山【写真:ENCOUNT編集部】

フジテレビ系『ぽかぽか』

 お笑い芸人のカンニング竹山が19日、フジテレビ系『ぽかぽか』(月曜~金曜午前11時50分)に生出演。自身が所属する芸能事務所・サンミュージックを救った芸人を明かした。

 この日はサンミュージック所属の竹山、ダンディ坂野、ダイアモンド☆ユカイ、自身もお笑いコンビ・ブッチャーブラザーズとして活動するリッキー社長が集結。サンミュージックあるあるとして「一発屋芸人が多い」があがると、レギュラーメンバーのハライチ・岩井勇気が「たしかに。レッドカーペット(『爆笑レッドカーペット』)の時代にね。エンタ(『エンタの神様』)とか」とうなずいた。

 ここで岩井の相方・澤部佑が「やっぱ、ダンディさんがトップすか?」と聞くと、坂野は「もうトップですね」と回答。「一発屋って言葉がその時にできたんじゃない?」との推察には「そうですね」と答え、「オンエアバトル(『爆笑オンエアバトル』)だったの。我々の時代」と懐かしんだ。

 坂野は「あれで大阪勢、東京勢、一生懸命ネタやってるのに『ゲッツ!』って言ってる人がいる……みたいな」と発言。「で、(観覧者審査員の審査に)落ちるのよ、やっぱ。23回出場して7回オンエア」と説明し、「けど、記録より記憶に残る人っていいみたいで。なんとなくオファーが来るの。『ダンディいいじゃない』って。で、CMにひっかかり始めるの」と述べた。

 そのまま「2003年くらいに。マツモトキヨシさんってドラックストア(のCM)に」と回想。「これでちびっこがマネして。『ゲッツ!』の黄色い人って言って、ブレイクが始まっていく」と感謝した。

 ここで岩井が「ダンディさんって、CM全然途切れてないですよね?」と振ると、坂野は「今、15社」と返答。共演者たちが「15社!?」「すごい!」などと仰天すると、竹山が「ドラッグストアとかスーパーに行くと、よくポップでこのおっさん見るよ」とイジった。

 これを受け、澤部が「その稼ぎはサンミュージックとしてデカいですか?」と切り込むと、竹山は「デカいですよ」と即答。「ダンディが売れない時代があって。その時、サンミュージックの社員が給料3か月出てないっていうのがあったの、お笑い班は。で、お笑い班はいよいよダメかっていう時にダンディが売れたのよ。それでみんな助かって、お笑い部門が徐々に徐々にでっかくなったの」と告げた。

 この事実に共演者たちがうなると、リッキー社長も「お笑い班ができて、さっきのマツキヨ(マツモトキヨシ)のコマーシャル。5年半かかったの。5年目のしおれそうな時にやっとブレイクしてくれた」とコメント。竹山は「それまで俺たちって、他の部署の社員さんにあいさつしても返してくれないからね。全然無視よ。お笑い班なんて完全に無視されてたから。売れてから全然変わった」と振り返った。

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