ニューヨーク、都内高校にサプライズ登場 生徒騒然「おー!」 ハイタッチでステージに登壇
お笑いコンビ・ニューヨークが17日、都内の大森学園高等学校イベントホールで行われた「受験生サプライズ応援出張授業 by Yakult」に登壇。同校の生徒の相談に答えるサプライズ授業を実施して、受験生にエールを送った。

高校時代は「最悪だった」
お笑いコンビ・ニューヨークが17日、都内の大森学園高等学校イベントホールで行われた「受験生サプライズ応援出張授業 by Yakult」に登壇。同校の生徒の相談に答えるサプライズ授業を実施して、受験生にエールを送った。
株式会社ヤクルト本社では、受験生の多くが秋から受験ストレスを抱えているという調査結果を受けて、夏休み明けの9月のタイミングに合わせ“悩める受験生”を応援する施策をスタート。本企画の受験生応援アンバサダーを務めるニューヨークが一日限りの講師となり、受験生応援企画の一環として高校3年生の悩みに向き合う特別授業を実施した。
大卒コンビのニューヨークは、屋敷裕政が同志社大文学部社会学科、嶋佐和也が神奈川大を卒業している。MCに呼び込まれた2人は制服姿でサプライズ登場。約300人の学生たちが集まった会場は騒然となった。
男子生徒が「おー!」とさけび、大きな拍手で迎えられると、ニューヨークは「盛り上げてください」と懇願しながら、ハイタッチをしてステージに登壇した。
アンバサダー就任を受け屋敷は、「受験生を応援しているラジオもやっていて、悩み相談とか、僕らの思い出トークもさせてもらっているので、もしよかったら聞いてください」とアピール。「高校生3年生の9月なんて1番こんなことしてられへん。芸人の話を聞いている余裕ない人もいると思うし、一刻も早く勉強したい人もいると思う」と笑いを誘うと、嶋佐は「息抜きも大事だからね」とフォローを入れた。
元サッカー部の男子学生が、「高校生の時にしておけばよかったことはありますか?」と質問すると、嶋佐が「オレはけっこう最悪だった。捨て期で本当にやばかった。大学に行くことしか考えていなかった」と高校時代を回想。屋敷は「こいつ(嶋佐)は学校の帰り道に、『一生彼女ができない……』と思って泣いたことがあるんやて。それくらい人生の捨て期だった」と暴露した。
屋敷は同じ質問に「日記みたいなものを書いておけばいいなと思った。大人になった時に『こんなんだった』と財産になる。今はもう高校時代の記憶が最悪だったという思いでしかない。ちゃんと文章で、どんな感情だったかまで書いておけばよかった」と回答。部活動をしていなかった嶋佐は、「同じ部活の仲間の絆を味わってみたかった。オレは帰宅部同士の絆しかないから」とアドバイスした。
イベントの最後に嶋佐は、ステージ上の黒板に「高校卒業してからが人生」とメッセージを書くと、「僕は高校を卒業してから20年が経ちました。卒業してからが人生です。僕から言わせてもらえば、みなさんはまだ始まってもいません。でも、勉強を一生懸命頑張って、自分の行きたい大学に行ったら、より楽しい生活が待っています。大人になってからも人生なので、これだけは良くも悪くも肝に銘じてください」と熱いエール。微妙な反応を察した屋敷は、「(生徒の)7割が下向いてるわ。響いていない」とツッコミを入れた。
