デビュー15周年の国民的俳優・有村架純 デビュー当時は「このままだったら役者やめた方がいいよって言われました」
俳優の有村架純が12日、TBS系『A-Studio+』(深夜0時53分)に出演し、デビュー当時を振り返った。

「学生の頃は人前に立つのも嫌でした」と告白
俳優の有村架純が12日、TBS系『A-Studio+』(深夜0時53分)に出演し、デビュー当時を振り返った。
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有村は2010年にドラマデビュー。13年にはNHK連続テレビ小説『あまちゃん』で一躍脚光を浴びた。4年後の17年にはNHK連続テレビ小説『ひよっこ』のヒロインに抜擢。2015年の映画『ビリギャル』では日本アカデミー賞の優秀主演女優賞と新人俳優賞に輝いた。
そんな有村は番組中、「学生の頃は人前に立つのも嫌でした」と告白。共演のKis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔が「そこから表現をしたいって。どういうきっかけで、どう芸能界に入ってきたんですか?」と驚くと、「私もなんでだろうって思うんですけど……」と笑わせつつ、「中学校3年生の時に、当時、学園モノのドラマがたくさんあったんですよね」と回想した。
有村は「で、自分と歳が近い方たちが別の世界で生きてるってどういうことなんだろうっていう、好奇心というか興味があって」と発言。「お芝居っておもしろいのかな? たのしそうだなってところから入りました」と告げた。
その流れで藤ヶ谷が「ご自身で振り返ると、(事務所に)所属してから順調だったのか、結構しんどかったのか、楽しかったのか……」と切り込むと、有村は「もちろん楽しいは一番ありましたけど……」と回答。「でも、厳しさ? 厳しく教育していただいてたので、『このままだったら役者やめた方がいいよ』っていうことも言われましたし……」と明かした。
これを受け、MCの笑福亭鶴瓶が「いやいや、何ぬかしてんねん……と。(仕事を)持ってけーへんのが悪いんちゃうんかい。このままって、こっちは待っとんねん!」と勝手に気持ちを代弁すると、有村は「どうしても私はオーディションに行くと、ちょっと引いちゃう部分があって。他の方より」と説明。「そうすると『印象に残らない』ということで、ことごとく落ちてたんですけど……」と述べ、「自分はオーラがないので、作品の中でも印象に残るためにはどうしたらいいかっていうところをデビュー当時はたくさん話して」と続けた。
有村は「すごくありがたかったです。厳しくしてくれたおかげで今があるので……」と感謝。「社長とは本当にたくさん会話をして。夜中の2時とか3時とかまで、もうずっと『どうしたら次の一歩にいけるのか』っていうところを向き合ってくださって。もう私は、ガラステーブルがあったんですけど、そこにポタッ、ポタッって涙が落ちてました」と懐かしんだ。
