松岡充、堂珍嘉邦と11年ぶり共演で印象ガラリ 当時と比べ「めちゃくちゃ柔らかく」

ロックバンド・SOPHIAのボーカルで俳優の松岡充、ボーカルデュオ・CHEMISTRYの堂珍嘉邦が13日、都内で行われたミュージカル『キルバーン』の囲み取材&ゲネプロに登場した。

『キルバーン』囲み取材に応じた松岡充(左)と堂珍嘉邦【写真:ENCOUNT編集部】
『キルバーン』囲み取材に応じた松岡充(左)と堂珍嘉邦【写真:ENCOUNT編集部】

ミュージカル『キルバーン』の囲み取材

 ロックバンド・SOPHIAのボーカルで俳優の松岡充、ボーカルデュオ・CHEMISTRYの堂珍嘉邦が13日、都内で行われたミュージカル『キルバーン』の囲み取材&ゲネプロに登場した。

 TRUMPシリーズ最新作・ミュージカル『キルバーン』が、9月13~28日(16、22日は休演)まで東京・サンシャイン劇場、10月2~5日まで大阪・梅田芸術劇場にて上演される。2020年にコロナ禍で中止となった作品だが、新キャストで実現した。観客没入型のライブ形式で、永遠を生きる吸血種《TRUMP》の館を舞台に、繭期のジャンキーたちが不死身の《不死卿》との殺戮を繰り広げる。

 公演初日を迎えたこの日は、主演の松岡と堂珍が報道陣の取材に対応。不死卿ドナテルロを演じる松岡は「この作品はコロナの時に上演するつもりだったんですが、それが出来ませんでした。一生出来ないのかな?と心の中で思っていましたが、この度、上映する運びになりました。本当に念願だったので、気合が入っております」と5年後しの上演にやる気をみなぎらせていた。

 同舞台については「これはミュージカルとついていますが、はっきり言ってライブ。僕らはミュージシャンとして普段からライブをやっていますが、ライブの一番いいところを演劇に昇華させて成り立っています」と紹介し、「仲間たちが出た時にいきなりぶっ壊しにかかります。ガラス細工のようなものがバーっと割れた時の美しさのような、計算して作られたものではありません。理屈じゃない感動が心に残るものだと捉えています」と独自の表現で解説。

 続けて「生と死が絡むようなゴシックファンタジーなんですけど、見た後に元気が出るような奇妙な作品になっています。30年間、エンタメの業界で音楽も含めてやってきてますが、こんな作品は見たことがありません。そこに挑戦していますので、ぜひご来場ください」とアピールしていた。

 堂珍とは11年ぶりの共演となった松岡。当時と比べて「めちゃくちゃ柔らかくというか、人として懐が深くなりましたね。その時はあまり交わす言葉もありませんでしたが、僕のイメージでは“CHEMISTRY”みたいな。どんなイメージやねん……」と笑いを誘いつつ、「今回ご一緒させていただいて、本当に気を遣っていただくし、すごくよく出来てますよ。所属事務所がいいんですかね?」と印象がガラリと変わったという。

 一方の堂珍は「僕も40代中盤(46歳)を過ぎていく中で、50代が目の前にだんだん見えてきて、先輩方のやられていることとか後ろ姿、気持ちの持ち方とか、生き方や生き様みたいなことを松岡さんから見れるのはすごくありがたいことだと思っています」と久々の共演する松岡を立てると、思わず顔を緩ませた松岡はSOPHIAとCHEMISTRYをかけ合わせて「“SOMISTRY”です。よろしければ歌番組に出たいですね」と意欲を見せていた。

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