SUPER EIGHT安田章大、脳腫瘍をへて価値観に変化「今人生で一番輝いてるって思える」

SUPER EIGHTの安田章大が11日、都内で開催された最新写真集『DOWN TO EARTH』(講談社刊)の発売記念会見に登壇。脳腫瘍を経験してからの変化、写真集に込めた想いを語った。

発売記念会見に登壇したSUPER EIGHTの安田章大【写真:ENCOUNT編集部】
発売記念会見に登壇したSUPER EIGHTの安田章大【写真:ENCOUNT編集部】

28年間模索「自分なりにアイドルをしてきました」

 SUPER EIGHTの安田章大が11日、都内で開催された最新写真集『DOWN TO EARTH』(講談社刊)の発売記念会見に登壇。脳腫瘍を経験してからの変化、写真集に込めた想いを語った。

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 同作は、安田が次なる拠点として夢見る米国西海岸・ロサンゼルスで撮影を敢行。自然に身を委ねる姿やギターをかき鳴らすカット、さらには絵を描き、仲間たちと飲み明かす等身大の姿が収録されている。

 5年ぶりに写真集を発売した安田は「アイドルだから写真集を出したいっていうことではない。32歳の時に脳腫瘍になって、それを出来事として風化させない。誰かのためになるようなものを作る、アウトプットしてその後も生きていく本を作りたいってことで1冊目を作った」と回顧。「そこから5年間の中で、何とか立ち上がりながら進んでいたらいつの間に新しい価値観が生まれて、今に至るものが『DOWN TO EARTH』。40歳というタイミングでもあったし、今人生で一番輝いてるって思えるので、またこれからも生き続ける写真集を作らせていただきました」と話した。

 同作に込めた想いについては「12歳からなので、事務所に入らせていただいてから28年以上が経った。アイドルとして、どういう生き方をしたらいいのか模索しながら、自分なりにアイドルをしてきました。やはり自分の体に無理が起きていて、無理をしてきたからこそ病気が生まれ、その病気を授かったことで生まれ直せたことが大きかった。飾らずに生きる。そうすることで、誰かがその背中を真似したくなるっていうようなものを写真集に込められたらなと思いました」と明かした。

 自己採点を求められると「100点超えているんじゃないですかね。僕自身、何も無理してない。飾ってもない。すごく秀逸な写真集に仕上がった」と自信を見せ、見せたい人を聞かれると「事務所内ではメンバー。支えられてここまで来られた。苦しい時も泣いた時も怒った時も乗り越えてきた。今の自分を知ってもらいたいって意味ではメンバーですね」と答えていた。

 安田は、2017年に脳腫瘍(髄膜腫)の摘出手術を受けた。その後、後遺症である光過敏に悩まされ、常にサングラスを着用している。

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