「KOC」3年連続決勝ファイヤーサンダー、昨年3位に恨み節「ちゃんと判断したらやっぱり僕らが2位」
“日本一のコント師”を決めるお笑い賞レース『求人ボックス presents キングオブコント2025』のファイナリストが11日、発表された。ワタナベエンターテインメント所属のファイヤーサンダーが3年連続3度目の決勝進出を決め、3度目の正直を誓った。

しずる、ロングコートダディ、レインボーらが決勝進出
“日本一のコント師”を決めるお笑い賞レース『求人ボックス presents キングオブコント2025』のファイナリストが11日、発表された。ワタナベエンターテインメント所属のファイヤーサンダーが3年連続3度目の決勝進出を決め、3度目の正直を誓った。
史上最多となる3449組がエントリーした今年のキングオブコント。4、5日に東京・ニッショーホールで準決勝が行われ、審査の結果、青色1号、うるとらブギーズ、元祖いちごちゃん、しずる、トム・ブラウン、ファイヤーサンダー、ベルナルド、や団、レインボー、ロングコートダディの10組が決勝に進出した。そのうち、青色1号、元祖いちごちゃん、トム・ブラウン、ベルナルド、レインボーの5組が初の決勝進出となっている。
ファイナリスト会見に登場したこてつは、「やったぜ! ファイヤーサンダー!」とギャグで喜びを表現し、「3年連続で行けてかなりうれしいです。3度目の正直をしたいと思っていたので、(決勝に)来られて3度目の正直ができそうです」と笑顔で意気込み。一方、崎山祐は「去年、ラブレターズさんは変なネタをしていたので、(自分たち)絶対優勝したと思った。今でも判定がおかしいと思っている」と訴え、「絶対にラブレターズをぶっ倒すぞというつもりで頑張ってきた」と恨み節を吐き出し、会見を盛り上げた。
暴走する崎山の発言を聞いていたロングコートダディの兎は、「ずっとラブレターズって言っているけど、(ファイヤーサンダーは)3位ですよ。2位は僕らです」と主張。兎の言う通り、ファイヤーサンダーは決勝1stステージを1位通過も、ファイナルステージでラブレターズ、ロングコートダディの得点を下回り、総合結果は3位になっていた。それでも、ファイヤーサンダーは「でも、映り方的には僕らが2位だった」と譲らなかった。
「今年はどんな審査をしてもらいたい?」と問われると、崎山は「ちゃんと公平に、ちゃんとした目で見てほしい」と回答。「もう1回、去年の映像を見返していただいて、どっちがウケたのかをちゃんと判断してもらいたい。ちゃんと判断したら、やっぱり僕らが2位でロングコートダディさんが1位だったと思います」と正直な思いを明かしつつ、ロングコートダディをライバル視した。
「優勝したらどんな仕事がしたい?」という質問では、昨年から歯を矯正しているこてつが「ガチで俳優になりたいです。本当にお願いします」と役者デビューをアピール。崎山は「優勝しても毎年出続ける」と宣言し、「優勝して出なくなると、みんなネタが弱くなっている。それだけは本当に嫌。ずっとネタを叩き続けたいので出続ける」とストイックな一面を見せた。
『キングオブコント2025』は、10月11日(土)にTBS系列で生放送。MCは例年通り浜田雅功(ダウンタウン)が務める。
※崎山祐の「崎」の正式表記はたつさき
