デヴィ夫人、生前葬で棺から登場 神田うのらの弔辞に笑顔「聞くことが出来て良かったです」

デヴィ夫人(85)が10日、現在都内で開催中の『第11回エンディング産業展』にて行われた「デヴィ・スカルノ 生前葬イベント」に出席した。

生前葬イベントで棺から登場したデヴィ夫人【写真:ENCOUNT編集部】
生前葬イベントで棺から登場したデヴィ夫人【写真:ENCOUNT編集部】

「夢は見るものではなく、叶えるもの」とエールも

 デヴィ夫人(85)が10日、現在都内で開催中の『第11回エンディング産業展』にて行われた「デヴィ・スカルノ 生前葬イベント」に出席した。

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 イベント冒頭では、AIデヴィ夫人がこれまでの歴史を彩る。その後、運ばれてきた棺から登場したデヴィ夫人は「生前葬にお越し下さりありがとうございました。人間は一つだけ選べないものがあります。それは自分の名前です。そして一つだけ見られないものもあります。それがお葬式です」と語ると「今日ありがたいことに生前葬をやらせていただくことができました」と感謝を述べ、デヴィ夫人の知人である神田うの、はるな愛から弔辞が読まれると「素晴らしい弔辞を聞くことが出来て良かったです」と笑顔を見せる。

 その後、デヴィ夫人は「私が最初に覚えた言葉が“B29”でした」と語ると、戦時中に防空壕で過ごした恐怖、福島の疎開から帰ってきたあとの東京港区に西麻布の悲惨な光景、その後学校に通ったときに受けた差別などを述べた。

 そしてデヴィ夫人は「いま東京の夜空はまったく星が見えませんが、当時は満天の星が見えました。その星を見ながら『いつか世界に飛んでキラキラした星のようになりたい。歴史に名を残したい』という思いで人の3倍勉強し、人の3倍働き、努力しました。そして人の3分の1の睡眠でここまで参りました」と振り返る。

 さらにデヴィ夫人は「人生で一番大切なことは、自分で目標と目的を持つこと。それが欠けている人は貧しい人生になります」と断言すると「でも気づいてからでも遅くないです。ぜひ目標と目的、そして使命感を持って生きてください。夢は見るものではなく、つかむものです。努力次第でつかむことが出来るんです」とエールを送っていた。

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