タカアンドトシ、『フットンダ』11年半ぶり車座スタイル復活に喜び「この形が一番しっくりくる」
中京テレビ・日本テレビ系バラエティー番組『フットンダ』が、17日と24日(ともに深夜0時29分~)の2週にわたって特別版で放送される。2004年3月のレギュラー放送終了以来となる、卓を囲んだ車座スタイルが復活。『フットンダ~秋の陣~』の放送を前に、MCを務めるタカアンドトシ(タカ、トシ)が囲み取材に応じた。

『フットンダ~秋の陣~』が17日、24日に放送
中京テレビ・日本テレビ系バラエティー番組『フットンダ』が、17日と24日(ともに深夜0時29分~)の2週にわたって特別版で放送される。2004年3月のレギュラー放送終了以来となる、卓を囲んだ車座スタイルが復活。『フットンダ~秋の陣~』の放送を前に、MCを務めるタカアンドトシ(タカ、トシ)が囲み取材に応じた。
『フットンダ』は2009年4月から2014年3月まで深夜枠で放送され、MCのタカアンドトシとゲスト回答者が出題された言葉やフレーズを“モジる”または“イジる”ことで笑いを誘い、爆笑が起きると布団が吹っ飛ぶという演出が特徴の、通称“真夜中の笑点”だ。
レギュラー放送終了後も例年、元日のスペシャル『フットンダ王決定戦』として賞レース形式で放送を続けてきたが、今回、“争わない”レギュラー時代の形で11年半ぶりに復活する。
出演者は、17日の「#1」がMCのタカアンドトシをはじめ、ケンドーコバヤシ、ヤーレンズの出井準之介、令和ロマンの松井ケムリ、ラランド(サーヤ、ニシダ)、9番街レトロの京極風斗。24日の「#2」がタカアンドトシ、ケンドーコバヤシ、ニッポンの社長(辻皓平、ケツ)、ロングコートダディ(堂前透、兎)、バッテリィズのエースとなっている。
――11年半ぶりに、レギュラー時代のスタイルの『フットンダ』が帰ってきました。
トシ「お正月の『フットンダ王決定戦』は特別バージョンな感じなので、僕らとしてはこの形が一番しっくりくるというか。みんなでくだらないことを永遠とやっているのが、本来の『フットンダ』のスタイルだなと、久々にやって改めて感じました」
タカ「もうお正月にやる形に慣れてしまって、11年前はどんな感じだったっけなと思いましたけど、一瞬であの頃に戻れて、めちゃくちゃ楽しかったです。ただ、メンバーは若い子たち。当時学生で見ていたり、『フットンダ』を見て育った“フトチル”(フットンダチルドレンの略)なので」
トシ「使いたがるな、その言葉!」
タカ「みんな昔からやっていた仲間のように、懐かしさを一緒に共有できるというか、『フットンダ』が与えた影響力は大きいんだなと思いました。“フトチル”を見て」
トシ「何回言うんだ、その言葉。お前と(令和ロマンの松井)ケムリだけだ、それを使ってるの!」
タカ「いや、ちゃんと受け継がれているんだなって。今だったら、若い子と話すのは結構怖いとか、いろんな社会でもどうやって話していいか分からないとかあるじゃないですか。でも、『フットンダ』は“モジる”ということをフックに、あれだけ歳の離れたおじいちゃんのケンコバさん(ケンドーコバヤシ)と、孫(みたいな位置づけ)のラランドとかが一緒に楽しめるのがいいところだなと」
トシ「何歳の設定で喋っているんだ!」
タカ「『フットンダ』は3世代で楽しめると改めて思いました」
幅広い世代で見れるのが魅力
――『フットンダ』は、世の中にあるモノや現象を「モジって」「イジって」笑わせ、爆笑を起こせば布団が吹っ飛ぶのが特徴のバラエティーです。
タカ「(収録)1本目は相当手ごたえがありました。全部の答えがウケて、めちゃくちゃ布団が飛んでいたので。2本目はちょっと疲れたかな……(苦笑)」
トシ「そんな正直に言うもんじゃないよ! 『2本目もいい感じでしたよ』でいいんじゃない?」
タカ「あ、そう? 俺は1本目が抜群に良すぎて、1本目で120点くらい取っちゃったんで」
トシ「逆に1本目そんなに良かったか?(笑) どっちもそんなに悪くないくらいじゃない?」
タカ「みんなでやるやつ(名曲モジり)はもう1周くらいやりたかったですね。(布団を)飛ばすまで頑張ろうみたいな」
トシ「名曲モジりは飛ばしたい感があるよね。もし次あの形でまたあれば、飛ばなかったら“泣きの1回”をやらせてもらってもいいかもしれないですね。お題もアップデートされていて、今回初めて聞いた曲もありました。僕らが知らないものにも挑戦していきたいですね」
――収録ならでは、の『フットンダ』の魅力を教えてください。
タカ「生放送では言えない、収録ならではのふざけた部分ですかね」
トシ「オンエアには耐えられない、生放送はちょっとダメじゃないか、みたいなところもとりあえずみんな出せますね」
タカ「場が盛り上がって、編集したら意外に盛り上がっていないな、みたいな(笑)。芸人は笑いを取った気になっているんだけど、使えるところ少ないじゃないかみたいなパターンもありますけど、やっているこっちは楽しいです(笑)」
トシ「芸人だけで楽屋でやっているような感が出せる。生放送だと一瞬ストッパーがかかっちゃうと思うんですけど、そこは収録ならではで、『まあダメなら切ってよ』と(笑)。そこが面白いですよね」
――今回の『フットンダ』の見どころは。
トシ「11年ぶりにこの形でやって、当時を知っている人も懐かしんで、また全然知らない方も楽しめる内容になっていますので、ぜひ皆さんに見ていただきたいと思います」
タカ「幅広い世代がみんなで見れる、孫からおじいちゃんまで一緒に見れる番組なので、みんなで見て楽しんでもらいたいです」
