鳩山由紀夫元首相、橋幸夫さんの通夜参列 思い出とともに追悼「まだ82歳、早すぎるなと」

肺炎のため、今月4日に82歳で亡くなった歌手の橋幸夫(はし・ゆきお、本名=橋幸男)さんの通夜が9日、都内の無量山傳通院で執り行われた。舟木一夫、錦野旦、元首相の鳩山由紀夫氏らが参列。囲み取材に応じた鳩山氏は、橋さんとの思い出を明かし、「まだ82歳、早すぎる」と故人をしのんだ。

参列した鳩山由紀夫氏【写真:ENCOUNT編集部】
参列した鳩山由紀夫氏【写真:ENCOUNT編集部】

舟木一夫、錦野旦らも参列

 肺炎のため、今月4日に82歳で亡くなった歌手の橋幸夫(はし・ゆきお、本名=橋幸男)さんの通夜が9日、都内の無量山傳通院で執り行われた。舟木一夫、錦野旦、元首相の鳩山由紀夫氏らが参列。囲み取材に応じた鳩山氏は、橋さんとの思い出を明かし、「まだ82歳、早すぎる」と故人をしのんだ。

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 会見場に現れた鳩山氏は、「子どもの頃からファンで橋幸夫さんの『潮来笠』などを“割り箸ゆきお”と言って歌っていました」と回想。「(ブライダルファッションデザイナーの)桂由美さんが、橋幸夫ご夫妻結婚式の時だけではなく何周年というときにもお祝いしようということで、34周年のお祝いの会で私が牧師みたいなことをして真ん中でお話をさせていただく機会をいただいた。そんなご縁がありました」と明かした。

 焼香の際にかけた言葉を聞くと、「私も橋さんのおかげで楽しい思い出を作らせていただいた。まだ82歳、早すぎるなと。もっともっと歌っていただきたかった」とコメント。亡くなる3か月前までステージに立ち続けたことに感銘を受けて、「おつらい気持ちもあったと思いましたが、それでも歌い続けた橋さん。歌うことで幸せになれたり喜べたりする。ありがたいことでした。なかなか他の方にはできないと思います。心からご冥福をお祈りいたします」と追悼の思いを述べた。

 祭壇は、橋さんの熱海の自宅から見えた富士山をテーマにしており、トルコキキョウ、カーネーション、バラ、胡蝶蘭、カサブランカ、菊、約3万本の花が使用され、2024年10月31日に写真家・山岸伸氏が撮影した写真を遺影として飾られた。

 橋さんは1943年、東京都荒川区出身。呉服屋の9人兄弟の末っ子として誕生。中学2年より歌を作曲家・遠藤実師に師事。高校1年でビクターエンタテインメントのオーディションに合格し、作曲家・吉田正師の薫陶を受け、1960年『潮来笠』でデビュー。同曲の爆発的ヒットで、日本レコード大賞新人賞の第1回受賞者となる。舟木一夫、西郷輝彦さんらと共に「御三家」として人気を集めた。

<橋幸夫さん通夜 主な参列者>
青空こうじ、飛鳥とも美、安倍理津子、麻生けい子、生稲晃子、加藤久仁彦、加藤高道、川中美幸、金沢明子、coba、桜井たつる、山東昭子、せんだみつお、田川寿美、田辺靖雄、長山洋子、夏木ゆたか、錦野旦、鳩山由紀夫、はやぶさ、春風亭柳好、舟木一夫、三沢あけみ、三田明、三善英史、山内惠介、ロザンナ(敬称略)

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