芦田愛菜、NHK特集ドラマで主演 究極の“片想い”ラブストーリー…相手役に岡山天音

俳優の芦田愛菜が、NHKの特集ドラマ『片想い』で主演を務めることが9日に発表された。相手役を岡山天音が演じる。

芦田愛菜(左)と岡山天音
芦田愛菜(左)と岡山天音

脚本・岡田惠和氏「芦田さんと岡山さんに向けて書きました」 2026年春放送

 俳優の芦田愛菜が、NHKの特集ドラマ『片想い』で主演を務めることが9日に発表された。相手役を岡山天音が演じる。

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 2026年春に放送を予定している同作は、連続テレビ小説『ひよっこ』などを手掛けた岡田惠和氏が脚本を担当する。

 優衣(芦田)とケンケン(健二/岡山)の家は盛岡市内の昔からの商店街にあり、隣同士。長年片想いだった“ケンケン”が、突然帰ってきた――。しかも彼は、東京に戻らず、実家のお豆腐屋さんで働くことに。店でバイトとして働く優衣は、「これって、長男の嫁みたい」ともん絶しつつ、幸せな日々を送る。いつまでもこの幸せな日々が続いてほしい、と願う優衣だったが……。そんな“片想い”の喜びと幸せを描く、究極の“片想い”ラブストーリー。舞台は「日本で最も行きたい街」に選ばれるなど、海外からも注目の街・盛岡市となる。

 ヒロイン・優衣を演じる芦田は「人が時として諦めてしまったり、忘れてしまったりする、純粋に何かをそして誰かを想う気持ち。結果を出すことだけが全てではなくて、その気持ちを、ただ想い続けるだけでもいいのかもしれない、と優しく自分を肯定できるような作品だと感じています」と作品への印象を明かし、「斜に構えたりすることなく、全ての『好き』という気持ちにまっすぐに駆けていける優衣が、私自身とても羨ましいです。ご覧になる皆様に、また自分も何かを好きになりたい、という温かい気持ちをお届けできたら嬉しいです」と呼びかけた。

 また、健二役を演じる岡山は「この人生を生き続けることに、果たして意味はあるのだろうか。ただ、何かに恋をし続ける事は、ここにある『今』を繋げていく理由にはなる気がしています。僕が演じさせていただく健二と共に、何かを好きでいる事とそこにまつわる様々な感情に触れ、脚本の岡田惠和さん、演出の津田温子さんが創り出す世界を生きたいと思います。今作が皆様にとって何らかの明かりとなってくれることを願います」とコメント。

 脚本の岡田氏は「世界は片想いで出来ています。想いのほとんどは叶わぬ片想い。誰かから誰かへの。人生への、夢の片想いで、この世界はあふれています。せつなくてつらいだけでない、楽しく明るく尊い、むしろ片想い最高! 叶わなくても幸せ! みたいなドラマを書いてみました」と説明。

 その上で、「芦田さんと岡山さんに向けて書きました。片想い街道を一人驀進し、七転八倒したり迷走したり、全身全霊で恋する優衣役の芦田愛菜さんと、恋されているのにまったく気づいていないような、でも良すぎるくらいイイ奴のケンケンを演じる岡山天音さんを楽しんでいただけたらと思います。私自身も出来上がりを観るのを楽しみにしております」と出演する2人の魅力をアピールした。

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