クリエイターユニット・HoneyWorksがサウンドプロデュースを務めるアイドルグループ・高嶺のなでしこが7日、グループ史上最大規模となる千葉・幕張メッセ 幕張イベントホールでのワンマンライブ『高嶺のなでしこ 3rd ANNIVERSARY CONCERT 「A Wonderful Encounter」』を開催した。ステージ上では、初アルバム『見上げるたびに、恋をする。』を12月17日にリリースすることを発表した。併せて、全国ツアーの開催も明かされた。

「この夏、好きになっちゃえばいいのに。」をテーマに掲げ、4月から8月にかけて5曲連続配信リリースを完走した高嶺のなでしこ。同ライブは、その集大成ともいえる内容で幕を開けた。制服姿で自転車に乗って客席から登場する“登校シーン”のような演出から始まり、花道やトロッコといった幕張ならではの豪華なステージングで会場を熱狂の渦に巻き込んだ。

　ライブ後半では、メジャーデビューシングル『美しく生きろ』の衣装をまとい、8月配信された楽曲『この世界は嘘でできている』を披露。力強いパフォーマンスを通して、グループの進化と存在感を印象づけた。さらにアンコールでは、新衣装と共に最新曲『花は誓いを忘れない』を初披露。これまで支えてくれたファン、そしてこれから共に歩むファンへの強いメッセージが込められた楽曲となっている。

　大盛況となったこの公演のMCでは、待望の1stアルバムのリリースが発表された。タイトルは『見上げるたびに、恋をする。』。5曲連続配信リリースから続くストーリーのような流れを持った作品であり、グループの“今”を凝縮した全16曲を収録予定のベスト的内容になっている。

　また、アルバムのリリースにあわせてジャケット写真も公開された。キラキラと輝く光に包まれたメンバーたちは、清楚さと可愛らしさを兼ね備えた人形のように佇み、背後にあるステージと幕が、まるで観客を音楽の世界に招き入れるかのような印象を与えている。

『見上げるたびに、恋をする。』は12月17日に発売予定で、同日より各ECサイトでの予約受付もスタートされる。

　さらに、年明けからはライブツアー『高嶺のなでしこ ライブツアー2026』の開催も発表された。2月14日の北海道・Zepp Sapporo公演を皮切りに、全国6都市とアジア各地を巡り、5月6日の東京国際フォーラム ホールAまで走り抜ける。

　キャプテンの籾山ひめりは、「5曲連続配信リリースを経て、ついにファーストアルバムをお届けできることになりました　いつも応援してくださる皆さまのおかげで、これまでの高嶺のなでしこの歩みをアルバムという形に残すことができます　一曲一曲にたくさんの思い出や気持ちが込められていて、それがひとつになりアルバムとして世に届けられることを本当に嬉しく思います。これまでの道のりをぎゅっと詰め込んだ1枚を、ぜひたくさん聴いていただけたら嬉しいです!!」とコメントした。

○高嶺のなでしこ ライブツアー2026
2月14日：Zepp Sapporo
2月23日：Zepp Osaka Bayside
3月1日：Zepp Nagoya
3月7日：Zepp DiverCity
3月21日：Zepp Fukuoka
3月29日：仙台 PIT
4月：アジア各地
5月6日：東京国際フォーラム ホール A