NHK『あさイチ』（月～金曜午前8時15分）でMCを務める博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが9月5日、恒例の朝ドラ受け行った。この日は連続テレビ小説『あんぱん』の第115回が放送され、主人公・のぶ（今田美桜）の妹・蘭子（河合優実）が柳井家に屋村草吉（阿部サダヲ）を連れてくる様子が描かれた。

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（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　草吉との久々の再会に大喜びののぶたち。草吉は、のぶと嵩（北村匠海）が結婚したことを知って驚いたり、昔、釜次（吉田鋼太郎）には話したが、のぶや羽多子（江口のりこ）にもパンの修業のためカナダに行くと戦場に行かされた過去などを伝えた。その頃、手嶌（眞栄田郷敦）の仕事場を訪れていた嵩（北村匠海）は、映画の主人公について考えながら草吉を思っていた。帰宅後、嵩は家に草吉が来ていたと聞いて驚く。１カ月後の8月15日。それぞれが黙とうを捧げる中、嵩は何かせずにいられないと言うと、戦争で大切な人を失った人たちのために心のトゲを抜いてあげたいと語り、何かを決意する姿が描かれた。ラストは嵩が机の引き出しから以前描いた後のアンパンマンと思われる絵を手にするシーンだった。

『あさイチ』では、大吉が「いよいよアンパンマンが……」と口火を切ると、鈴木アナが「アンパンマン誕生」とうれしそうに語った。大吉は「物語も佳境ですね。そうか9月いっぱいか『あんぱん』は」と寂しそうに話した。

　その後、華丸は嵩の眼鏡に言及。「最後、嵩かっこつけた眼鏡かけてませんでした？」と語ると、大吉は「かっこつけた眼鏡じゃないのよ。多分、もう大御所だから」。鈴木アナも「進んでそうですよね。時がね」。大吉は「漫画の代表作がないだけで、もう大先生だから」と説明していた。

　それでも、華丸はどこか納得がいかないようで、「手嶌治虫さんの部屋はすごい狭いのに、わりと恵まれた環境で嵩は漫画を描いている」と発言。大吉は「仕事場と実家の違いもありますし、手嶌先生はいろんな所に部屋があると思います」と話していた。

『あんぱん』は、漫画家・やなせたかしさんと妻・暢さんをモデルに戦前から戦後の激動の時代を生き抜く夫婦を描く物語。